特急おおぞら用キハ283系ついに全廃車か! JR北海道ダイヤ改正予測(2022年3月予定)

特急おおぞら用キハ283系ついに全廃車か! JR北海道ダイヤ改正予測(2022年3月予定)

JR北海道は2020年12月9日、プレスリリースにて2021年3月13日にダイヤ改正を行うと公表した( JR北海道中期経営計画2023 )。今回はこれと近年の車両動向から2022年3月実施予定のJR北海道ダイヤ改正について予測していく。

1. ついにキハ283系完全引退か?

今回の2022年3月実施予定のJR北海道ダイヤ改正までに、キハ261系の増備を行う。

JR北海道中期経営計画2023によれば、2022年度までにキハ183系・キハ281系・キハ283系をキハ261系で置き換えるとしている。これにより現在キハ261系を急速に製造しているところだ。

JR北海道では2021年2月にキハ261系4両を釧路に投入していたが、前回の2021年3月13日ダイヤ改正では反映しなかった。

しかもその後も2021年7月にキハ261系10両が釧路へ出場していることを考えると、石勝線特急「おおぞら」のうちキハ283系2運用を置き換えるのには十分なキハ261系が揃っていると言えよう

ただ前回2021年3月13日ダイヤ改正で特急「北斗」も「おおぞら」も定期運用で減車したのに車両を増備するのはやや不思議ではあるが、その分投入する車両が減ったと思えば14両のみの投入で置き換えが可能になった可能性はありそうだ。

またキハ183系・キハ281系・キハ283系の中で一番車齢が若いはずのキハ283系から廃車ということは、よほど維持費が高くついているのだろう。ただそうなると石北本線特急「オホーツク」「大雪」のキハ183系は2022年3月ダイヤ改正以降も残る可能性がある。とはいえ車両更新計画では2023年3月ダイヤ改正までにキハ183系がいなくなるはずなので、特急気動車がキハ261系に統一するのも時間の問題だろう。

(2021.9.16追記)ただ、このご時世で利用が伸び悩んでいるため、石勝線特急「おおぞら」を一部の日で5両から4両に減車するとしている。もっとも減便するよりかはマシではあるが、運転区間の短い石勝線特急「とかち」の4両と日によって同じ両数になっていることを考えると、むしろ特急「とかち」の更なる減車(3両化)や減便も2023年以降のダイヤ改正で検討に入るかもしれない。

また特急「おおぞら」の4両減車運転は4月・5月・10月・11月の平日などに行うとしているが、2021年3月13日JR北海道ダイヤ改正以降の臨時「北斗」「大雪」「サロベツ」などの運転日を見る限り自治体からの要請があればすぐさま減車して少しでも動力費を下げようとしているのだろう。

このほか室蘭本線特急「北斗」ではキハ281系の使用を続ける見込みだが、新函館北斗での北海道新幹線との接続改善のために最大20分時刻を移動するとしている。この際に2023年3月ダイヤ改正でのキハ261系廃止に向け振り子の使用しない所要時間で列車時刻を調整する可能性がある。そうなると今回の2022年3月ダイヤ改正で所要時間の延長が考えられそうだ。




2. H100形追加投入で維持線区からキハ40系撤退か!

今回の2022年3月実施予定のJR北海道ダイヤ改正では、新型車両H100形のさらなる投入を進める。

JR北海道中期経営計画2023によれば、JR北海道が単独で維持できる線区(概ね輸送密度2,000人/日以上の線区)では2021年度までに、つまり今回の2022年3月ダイヤ改正までにキハ40系列の普通列車をを新型車両H100形に置き換えるとしている

これまで函館本線小樽~長万部間をはじめ、室蘭本線苫小牧~室蘭・長万部間や宗谷本線旭川~名寄間に集中投入しキハ40系列を追い出した。またこれらの車両投入による転属でキハ150形が室蘭本線岩見沢~苫小牧間や石勝線に転属している。

そうなると残るJR北海道が単独で維持可能な線区(北海道新幹線延伸に伴い並行在来線として分離する予定の線区を含む)で未だにキハ40系列の普通列車を主に使用しているのは、函館本線函館~長万部間と根室本線新得~釧路間となる。つまり今回の2022年3月ダイヤ改正で函館本線函館~長万部間と根室本線新得~釧路間のキハ40系運用が全てH100形に置き換わる可能性が高い

またこれまでの傾向から特急運転線区にH100形を投入した場合、普通列車(快速含む)の所要時間が大きく短縮しており、前回の2021年3月13日JR北海道宗谷本線ダイヤ改正では駅廃止とは別に旭川~名寄間で11分程度所要時間を短縮している。もっともこれは普通列車運転速度が95km/hから100km/hに引きあがったためではあるが、今回の函館本線や根室本線へのH100形投入で所要時間短縮が大きく期待できそうだ

ただ今回はこのほかにもH100形を投入する可能性がある。JR北海道中期経営計画2023によれば2021年度以降は維持に支援が必要な線区(輸送密度200~2,000人/日・往復の線区)においてもH100形を投入し始めキハ40系列を撤退させるとしている。先述したようにキハ40系列が追い出された室蘭本線岩見沢~苫小牧間は厳密には維持に支援が必要な線区ではあるが、一応置き換えはH100形ではなくキハ150形のため許容できる範疇だったのだろう。

ただ前回の2021年3月13日ダイヤ改正で石北本線の2本をキハ40系列からH100形に置き換えたことを考えると、旭川支社管内でさらなる置き換えが進むのではないだろうか。そう考えると、宗谷本線にH100形を投入してキハ54形を石北本線に転属させる、石北本線にH100形を投入してキハ40系列を廃車させるなどが考えられそうだ。




(2021.9.16追記)なお石北本線では旭川~上川間の列車24本中19本が新型車両H100形での運転になるとしている。石北本線では特快きたみを除き全ての普通列車が上川で系統分割していることを考えると、特快きたみ以外の旭川乗り入れ列車はほぼ新型車両H100形での運転となりそうだ。

なお石北本線は最高速度95km/hのためH100形投入による最高速度引き上げは見込めないが、所要時間を4分程度短縮するとしている。

このほか今回のダイヤ改正では函館本線(函館~森間、岩見沢~旭川間)、室蘭本線(苫小牧~岩見沢間)、日高本線、根室本線(新得~池田間)、宗谷本線(旭川~名寄間)で減車を行うほか、函館本線函館~森間では土休日運休列車を設定しようとしている。

函館本線函館~森間の場合は平日朝のキハ40系列3両運転を2両に減車する可能性が高いことから1両の運用削減になる。

また宗谷本線での減車はH100形の運用削減につながる。この運用削減で浮いた車両を石北本線のH100形への運用変更につながっていると思うのは気のせいだろうか?




3. 今回も廃駅実施だが新駅設置も実施へ

今回の2022年3月実施予定のJR北海道ダイヤ改正でも駅廃止を進める。

今回の2022年3月JR北海道ダイヤ改正では少なくとも宗谷本線歌内は廃止見込みだ。(次の一文2021.9.16追記)このほかに根室本線(花咲線区間)で糸魚沢を廃止する見込みのほか、函館本線で5駅の計7駅を廃止するとしている。

ただ今回は駅廃止だけではない。まず今回のダイヤ改正では宗谷本線東風連を1.6km北に移設し名寄高校前に改称する見込みだ。これにより東風連~名寄間は3.6kmから2.0kmに短縮し普通運賃も250円から初乗り200円に値下がりする見込みだが、駅移設により利用者増加を見込んでいるため問題はないのだろう。

また学園都市線では石狩太美と石狩当別を太美と当別に改称するほか、あいの里公園~太美間にロイズタウンを新設する。駅ナンバリングはG11-1と枝番であるが、終点の北海道医療大学まで3駅しかないため1つずつずらしても良かったと思うのは気のせいだろうか。

このほか札幌都市圏では4方面とも札幌駅23時59分発の電車を最終としているが、次回の2022年3月ダイヤ改正で終電を10~25分程度繰り上げる可能性はありそうだ。

(2021.9.16追記)なお宗谷本線名寄高校前には1日12往復の普通・快速なよろを全停車するとしている。現状東風連が普通列車ですら一部通過駅のため1日4往復しか停車がないことを考えるとかなりの乗車チャンス増加になりそうだ。

一方学園都市線ロイズタウンは、現状石狩当別を通る列車のうち約9割の停車に留まる、つまり普通列車の一部が通過するということになる。

しかも学園都市線では今回のダイヤ改正で普通列車の削減を行うとしている。平日夕ラッシュ時の6両と3両混在の15分間隔運転は6両編成のみの20分間隔運転にまとめられる可能性が高いほか、昼間の減便も示唆している。もし石狩当別・北海道医療大学発着の電車があいの里公園発着に短縮するようになればロイズタウンへ停車できる列車も減ることから、予断を許さない状況にありそうだ。


4. 結び

今回の2022年3月実施予定のJR北海道ダイヤ改正では、車両更新や駅の改廃によりキハ283系が全廃車する可能性があるほか、大規模なダイヤ改正を実施する見込みだ。

今後JR北海道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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