播但線・加古川線の103系を207系や205系・227系に置き換えへ! JR西日本ダイヤ改正予測(2025年以降予定)

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播但線・加古川線の103系を207系や227系に置き換えへ! JR西日本ダイヤ改正予測(2025年以降予定)

JR西日本は2024年5月18日、株主照会通知にて2025年以降に在来線車両を173両投入すると公表した。今回はこのうち播但線・加古川線について見ていく。

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1. 播但線103系・加古川線103系の老朽化も減車で必要な車両数削減へ!

  • 播但線用103系3500番台 2両編成9本
  • 加古川線用103系2550番台 2両編成8本

の合計2両編成17本、計34両が老朽化している。

ただ電化して103系を投入っした時と比べ旅客量が減少しており運用削減が可能なことから、新車置き換えに際し34両より少ない数で置き換えることが可能となっている。

現に2022年3月12日JR西日本ダイヤ改正では加古川線の103系2両+2両運用を125系3両運用に、125系3両運用を103系2両運用に減車し持ち替えたことにより103系2両編成が1本余剰となっている。このため加古川線の新車置き換えは1本少ない2両編成7本で構わない。

一方播但線でも利用者数は年々減少しているにもかかわらず、1998年3月14日の電化以来朝夕の運用数を変えていない。一方播但線の昼間は2023年3月18日JR西日本ダイヤ改正で30分間隔から40分間隔に減便したことを考えると、播但線の朝夕はと減便ではなく減車で調整しそうだ。播但線では2両+2両の4両運転3運用と2両単独運用2運用があるが、このうち4両運転3運用をすべて3両編成に減車してもおかしくない。しかも2両+2両の4両運転から3両固定編成への減車は中間乗務員室2室の削減ができるため、定員比でも25%減ではなく23%減にとどまる。そして3両固定編成ゆえワンマン運転も可能だ。

このほか播但線・加古川線用それぞれ1本ずつの予備車があることを踏まえると、播但線と加古川線の置き換えに必要な車両数は

  • 播但線用投入編成 3両編成4本と2両編成2本
  • 加古川線用投入編成 2両編成7本

の計30両にまでに縮小することができる。

なお播但線は昼間は103系2両ワンマン電車が行きかっているが、207系置き換え後は運用上の都合その一部は3両編成の増車せざるを得なくなる。なんだか状況が熊本県内のJR九州鹿児島本線のようになっているが、総車両保有数が減って固定資産資産税を節減できること、技術進歩により103系2両編成より207系3両編成の方が低電力で運転できること、朝に使っていた103系2両+2両を昼間運用のために2両ずつに解結し夕方に4両運転のために増結する手間があるが3両編成で固定化してしまえば増解結の手間が省けることから、多くの点において費用を節減できるだろう。




ただ、1つ車両置き換え有無に関する不確定要素なのは加古川線にはほかに125系1両編成4本があるのである。もっとも製造から20年程度でまだまだ使えるのだが、同じ1両編電車を使用する宇部線・小野田線では製造から35年以上が経つ123系運用しているほか、新型車両を入れるなら共通設計で入れてしまった方が総額で安上がりで済む。

しかも宇部線・小野田線用国鉄123系1両編成は5本で4運用であること方、加古川線にいる125系4両に数が近い。

そうなると、123系置き換え用に125系を転出する目的で加古川線125系も置き換え対象になるかもしれない

125系の運用は3両連結1運用と終日1両単独運用1運用で、平日は4両を予備車なく使っている。

1両運用を2両に増車しても運びきれるので問題はないが、3両運用は2022年3月12日JR西日本ダイヤ改正で減車したばかりなのでたやすく減車できるとは思えない。もし3両から2両に減車するのであれば2023年3月18日JR西日本高山本線ダイヤ改正のように平日朝に1本増発する必要がある。なおこのダイヤ改正でJR西日本高山本線は運用数を変えることなく全普通列車が2両運転となり増解結が解消、費用節減に成功している。

そうなると、加古川線でも3両運転を行う西脇市6時42分発加古川行きの直前の粟生6時51分発加古川行き2両編成を社町始発または西脇市始発に延長して混雑を分散、西脇市6時42分発加古川行きを2両に減車する可能性もあるだろう。すると加古川線向け新型車両投入は2両編成7本から2本増やし2両編成9本とするかもしれない

そうなると播但線と加古川線の置き換えに必要な車両数は

  • 播但線用投入編成 3両編成4本と2両編成2本
  • 加古川線用投入編成 2両編成9本

としてもおかしくないだろう。




2. 播但線・加古川線向けに中古車両207系投入か!

今後JR西日本播但線や加古川線には2023年3月18日ダイヤ改正で余剰となった207系が転入する見込みだ。

2022年3月18日JR西日本ダイヤ改正で大阪近郊各線で平日朝に軒並み減便、多数の運用余剰を生み出した。この余剰となった車両は翌年2023年に湖西線・草津線に転属、国鉄113系および117系をすべて置き換えた。

もっとも湖西線や草津線の老朽化した113系や117系は一時期新製車両導入で行う予定があったが(おそらく225系の投入だった)、2020年からの旅客大幅減により運用余剰が見込めたために車両転属で済ませたのである。

いや七尾線の413系は新型車両521系で置き換えただろうというのはおっしゃる通りだが、それは交直流に対応した中古車がなかったため新車を投入するほかに方法がなかったものである。

またこの2022年3月12日JR西日本ダイヤ改正ではJR京都線・JR神戸線普通電車を平日朝に減便しており、4ドアの207系7両編成2本が余剰となった。さらに2023年3月18日JR西日本ダイヤ改正ではおおさか東線直通快速が207系または321系4ドア7両編成から221系3ドア8両編成に変更、4ドアの207系7両編成が4本余剰となった。結果、207系4両+3両の予備車がいまだに8本もある状態である。もっとも車両点検などで運用離脱する必要があるとしても予備車8本はさすがに余りすぎやしないか。先行試作車7両が廃車になったとはいえいまだに207系4両+3両が5本も余剰となっていることを考えたら使わない手はないだろう

一方103系を使用していた和田岬線用車両の置き換え目的で207系6両固定編成をわざわざ製作、その余った車両で編成番号まで設けて207系2両編成を用意したこと、播但線や加古川線の103系は4ドアロングシート車であること、すでに和田岬線では2023年3月19日に103系から207系に置き換えたことを考えると、207系の中古転属の可能性は極めて高いしその目的地は播但線や加古川線になると考えた方が自然だろう




207系は2023年5月時点でも4両+3両が5本、組成変更の組み換えで余った2両1編成が余剰となっている。わざわざ組み換えまでして2両編成をつくり編成番号まで付与したとなると使わないわけはないだろう

しかも播但線用の3両編成が大きな改造することなく手に入るため、かなりお手軽に導入できる。播但線の置き換え用車両は207系が一番可能性が高いと言っていいだろう

また4両編成をうまく2両+2両に分割することができれば3両編成5本と2両編成11本をそろえることができるので、数上は播但線と加古川線のすべての運用を207系置き開けることは可能ではある

ただ207系はステンレス車両のため鋼製車に103系と比べて改造がしにくく、運転台を新たに設置し乗務員室を設ける先頭車改造はできないことはないがかなり時間がかかる。はてそこまでしてするだろうか。




一方、朝に1往復だけ運転のある3ドア車の221系または223系6両運用はどうなるのだろうか。もっとも網干総合車両所の221系は2024年3月までに奈良に転属するので次回2024年3月JR西日本ダイヤ改正で223系または225系による運用になるのは間違いないが、その際にこちらも4両に減車してもおかしくはないが果たして。

こちらも、先ほどの207系の余剰状況を勘案すると、4両編成5本をすべて2両+2両に分割するとすると2両固定編成を合わせて2両編成が11本作ることができる。が、播但線・加古川線103系置き換えに必要な2両編成は9本のため2本4両が必要ない。が、この4両だけばらさずに4両固定編成のままワンマン対応して播但線に投入したら3ドア車の221系または223系6両運用を207系4両固定編成で置き換えることは可能ではある。しかもクロスシートからロングシートに置き換わるので平日朝の通勤・通学で混み合う時間帯にはもってこいだ。

ただそうなると播但線用207系は4両固定編成・3両固定編成・2両固定編成が混在することになりかねない。まあ異車種が混ざるよりは管理はしやすいのか。

3. 播但線・加古川線向けに205系投入はあるのか!

播但線・加古川線の置き換え用車両は207系以外にも可能性がある。

JR西日本では新快速用にAシートを連結した225系4両編成を新造している。これで新快速用223系4両編成を置き換え湖西線や嵯峨野線に転属、湖西線や嵯峨野線の221系4両編成を奈良線に転属し普通電車用4ドアの205系4両編成9本を置き換える構想がある。これにより奈良線が全列車3ドアの221系で統一、ホームドアを設置しやすくなる。

ただ205系は1985年~1988年に投入した車両であるから、207系とあまり経年は変わらずそこまで老朽化していない。そうなると他線への転属の可能性もありそうだ。

JR西日本管内で2024年時点で残る国鉄型車両4両編成は岡山県内用の113系および115系、山口県内山陽本線用の115系がある。JR西日本では2022年3月18日ダイヤ改正よりICカードICOCAエリア拡大に伴い4両編成電車の都市型ワンマンを平気でやるようになったので205系4両編成がそのまま転属してワンマン運転を行ってもおかしくはない。

山口県内の山陽本線岩国~下関間の115系4両編成の置き換え用に転属してもよいが、現状4両編成14運用と2両編成4運用があるため予備車を含めると最低19本の投入が必要となる。4両編成を置き換えるだけでも9本では足りないし、そもそも岩国~新山口間は昼夜は3両編成で十分足りることを考えると、広島県内同様227系3両編成・2両編成を投入した方がよさそうだ。

一方岡山県内は113系の52両、115系の157両、117系の24両の合計233両が置き換え対象だが、新製車両の227系は101両しか投入しないとしている。はて、多少減車するとはいえ40%しかないのは足りなすぎだろう。そう考えると車両不足を補うために205系4両編成9本を岡山に転属する可能性は否定できない

いや4ドアの205系をいまさら岡山に転属かよと思うかもしれないが、そうでもしないと足りないくらい岡山の置き換え用車両が足りないのだ(なお私も信じたくはない)。

そうなった時、岡山以外の転属先として考えられるのが加古川線転属である。

先述したように加古川線の103系および125系置き換えに必要な車両数は2両編成9本である。205系は4両編成であるが同じ9本であり、中間車2両ずつ廃車にすれば2両編成9本に短縮できる。先頭車改造が必要ないのでそこまで手間でもない。

そうなると加古川線の車両置き換えは205系になってもおかしくはないだろう。

(というより、岡山に205系4両固定編成のまま転属する可能性をなくしたいから加古川線に入れるのではないかと言ってみる)




4. 播但線・加古川線向けに新型車両227系投入はあるのか!

ただ近年JR西日本では新型車両227系による置き換えも進めている

227系は広島県の山陽本線・呉線・可部線を皮切りに和歌山線や桜井線、紀勢本線、岡山県内各線にも投入している。

しかも227系は3両編成と2両編成の両方を投入するため、播但線のような3両運用と2両運用への置き換えにはもってこいである。

播但線や加古川線の車両を207系や205系で置き換えられない場合は、227系電車の新製で置き換える可能性はあるかもしれない。


5. 結び

今回の2025年以降のJR西日本の車両の動きでは、播但線や加古川線の103系置き換えに向け2024年~2026年頃にかけてに置き換え車両の捻出または新製車両を投入することで、207系や205系、227系などに更新する見込みだ。

今後車両置き換えによる減車により播但線や加古川線でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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関連資料 – 第37回定時株主総会ご招集通知 – JR西日本

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