3年ぶりの名阪甲特急アーバンライナー復活へ! 近畿日本鉄道臨時列車運転(2024年7月~8月)

 2419回閲覧

3年ぶりの名阪甲特急アーバンライナー復活へ! 近畿日本鉄道臨時列車運転(2024年7月~8月)

近畿日本鉄道は2024年6月17日、プレスリリースにて2024年7月~9月に運転する夏の臨時列車について公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 近鉄特急今夏も増発へ!

今回の2024年7月~8月近畿日本鉄道夏の臨時列車運転では、近鉄特急で増発を図る。

近鉄特急の臨時列車運転と言えば伊勢志摩方面特急が主で、7月~8月を中心にほぼ毎日大阪難波~五十鈴川間で2往復、土休日には近鉄名古屋~宇治山田方面で1往復程度増発を図る。

なお過去には80000系ひのとりが伊勢志摩特急で臨時運用することがあったが、今回は汎用特急車両での臨時増発となりそうだ。




2. 名阪甲特急、アーバンライナーで増発へ!

今回の2024年7月~8月近畿日本鉄道夏の臨時列車運転では、名阪甲特急も増発する。

近鉄特急の名阪特急の増発は極めてまれで、例年にはないものである。

今回名阪特急を増発するのは2024年7月14日、7月15日、7月27日~8月18日の土休日および8月13日~8月15日となっている。

今回設定するのは大阪難波8時20分発近鉄名古屋行きと近鉄名古屋7時20分発大阪難波行きの1往復となっている。途中停車駅は大和八木と津で、朝夕の名阪甲特急の停車駅と同じ、所要時間も2時間15分と速い。

近鉄名古屋~大阪難波間を少ない停車駅で結ぶ名阪甲特急は21000系アーバンライナー運用であったが、2020年3月14日近畿日本鉄道ダイヤ変更より80000系ひのとりを運転開始、2021年3月13日ダイヤ変更よりすべての名阪甲特急が80000系ひのとりでの運転とし、21000系アーバンライナーは名阪甲特急から引退、主に停車駅の多い名阪乙特急でうんてんするほか一部は伊勢志摩方面へも向かうようになった。

今回臨時増発する名阪甲特急は7月27日~8月18日の土休日および8月13日~8月15日は80000系ひのとりで運転する一方、2024年7月14日、7月15日は21000系アーバンライナーで運転することとした。つまり約3年ぶりにアーバンライナーが名阪甲特急で復活することとなったのだ!


4. 結び

今回の2024年7月~8月近畿日本鉄道夏の臨時列車運転では、伊勢志摩方面の特急列車のほか名阪甲特急も臨時増発を図り、アーバンライナーの名阪甲特急運用を復活することとした。

今後近畿日本鉄道でどのようなダイヤ変更を実施しどのような臨時列車を設定するのか、見守ってゆきたい。

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:夏の臨時列車の運転について – 近畿日本鉄道

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました