準特快と快速運転へ! 弘南鉄道弘南線臨時列車運転(2026年6月30日)

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準特快と快速運転へ! 弘南鉄道弘南線臨時列車運転(2026年6月30日)

弘南鉄道は2026年6月10日、プレスリリースにて2026年6月30日に運転する弘南線臨時列車を公表した。今回はこれについて見ていく。

2026年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 弘南鉄道で快速運転へ!

今回の2026年6月30日弘南鉄道臨時列車運転では、弘南線で臨時列車を運転する。

今回の臨時列車運転では弘前市運動公園野球場でのプロ野球の試合開催に合わせ、最寄り駅の運動公園駅のある弘南鉄道弘南線で臨時列車を増発する。




2. 信越サンダーバードの復刻で敦賀発着「はくたか」増発へ!

また今回の2026年7月~9月北陸新幹線臨時列車運転では、特急「サンダーバード」に接続する敦賀発着「はくたか」を増発する。

詳細は以下の通り。

そもそも特急「サンダーバード」は北陸新幹線「つるぎ」と接続するようにしている。これは北陸新幹線「つるぎ」が特急「サンダーバード」の北陸新幹線一部転換という位置づけであるためである。ただ北陸新幹線「つるぎ」は富山~金沢~敦賀間のみの運転のため、長野まで乗り入れない。長野に乗り入れる「かがやき」「はくたか」は敦賀では特急「サンダーバード」に接続するような時刻に設定しないため敦賀駅で長いのりかえ待ち時間が発生していた。

今回の2026年7月~9月北陸新幹線臨時列車運転ではこれを打破するため長野を通る「はくたか」と特急「サンダーバード」を接続するよう臨時列車を組むこととした。




今回設定するのは東京12時48分発臨時「はくたか665号」敦賀行きと、敦賀10時30分発臨時「はくたか668号」長野行きである。

これらの「はくたか」は長野~金沢間は全駅停車ののち福井に停車する。つまり「つるぎ」運転区間は極力最小停車駅で飛ばすようだ。

これにより大阪~長野間を約3時間50分と東海道新幹線と中央西線特急「しなの」の乗り換え利用とほぼ同じ所要時間で移動できるようになる。

この列車は2015年3月14日北陸新幹線長野~金沢間開業まで運転していた魚津発着特急「サンダーバード」1往復というより、多客期に臨時列車として運転していた485系特急「スーパー雷鳥信越」や681系特急「スーパー雷鳥信越サンダーバード」をなぞっていると言えるだろう。

また白馬などのスキー場に行くにあたり北陸新幹線糸魚川駅を利用する旅客も増えていることから、冬季のスキーシーズンに大阪・京都~糸魚川・長野間を結ぶ列車として重宝しそうだ。

こちらも在来線特急「サンダーバード」の遅延可能性を考慮して、東京発敦賀行き「はくたか」からは接続させるが敦賀発の「はくたか」は長野止まりとすることで遅延時に東京に波及させないようにしているようだ。




3. 「はくたか」敦賀発着臨時列車設定は中央西線特急「しなの」減車代替か!

ではなぜ今回の2026年7月~9月北陸新幹線臨時列車運転では「はくたか」を長野~敦賀間で増発し特急「サンダーバード」と接続することとした。なぜこのような北陸新幹線臨時列車を設定することとしたのだろうか。

そもそも北陸新幹線は東京~長野~金沢~新大阪間を結ぶ新幹線として計画しており、このうち2024年3月16日までに東京~長野~金沢~敦賀間が開業している。残る未開業区間を在来線特急「サンダーバード」で接続している形になる。もっとも2010年ごろまでは東京~大阪間の東海道新幹線不通時の代替としても期待していたが、2015年以降はJR東海がリニア中央新幹線を建設すると公表したことで北陸新幹線新大阪開業より早い2035年ごろにリニア中央新幹線品川~名古屋間を開業すること、名古屋まで来てしまえば東海道線新快速や近鉄特急ひのとりなどで大阪まで行けるようになり十分代替を取れることから東京~新大阪間の東海道新幹線不通時の代替路としては活用されなくなるだろう。

とはいえそれでも長野~京都・大阪間の利用を北陸新幹線が拾うことは可能だ。今回の特急「サンダーバード」と接続する敦賀発着臨時「はくたか」設定にはその意図があるのだろう。




また長野~京都・大阪間は2026年時点ではJR東海中央西線特急「しなの」と東海道新幹線を乗り継いで約3時間50分かけて向かうのが最有力移動手段であるが、JR東海では中央西線特急「しなの」用車両の383系から385系8両固定編成への更新により多客期の中央西線特急「しなの」の10両から8両への減車にが決まっており、多客期の輸送力不足が見込まれる。この特急「しなの」の輸送力不足が発生する際に代替系統である北陸新幹線で補えないかというのが今回の長野~敦賀間の北陸新幹線臨時「はくたか」増発および北陸新幹線最速達列車「かがやき」と接続する臨時特急「サンダーバード」を設定することとしたのではないだろうか。


4. 結び

今回の2026年6月30日弘南鉄道弘南線臨時列車運転では、プロ野球の試合に合わせて弘南線で臨時列車を増発し快速や準特快を運転することとした。

今後鉄道存続も厳しい中、弘南鉄道でどのようなダイヤ改正を実施しどのような臨時列車を運転するのか、見守ってゆきたい。

2026年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:2026/6/30 巨人戦:弘南線 増便運行 – 弘南鉄道

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