新年度に合わせやや減便へ 筑豊電鉄・長崎電気軌道・鹿児島市交通局ダイヤ改正(2022年4月1日)

 850回閲覧

新年度に合わせやや減便へ 筑豊電鉄・鹿児島市交通局ダイヤ改正(2022年4月1日)

筑豊電鉄は2022年3月4日、プレスリリースにてにて4月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 4月1日(金)ダイヤ改正を実施します )。また長崎電気軌道は2022年3月18日、プレスリリースにてにて4月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 2022年4月1日ダイヤ改正のお知らせ )。さらに鹿児島市交通局は2022年3月8日、プレスリリースにてにて4月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 市電の運行及びダイヤ改正のお知らせ(令和4年4月1日改正) )。今回はこれらについて見ていく。

2022年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. オフピークに減便へ

今回の2022年4月1日筑豊電鉄ダイヤ改正では、2021年10月1日筑豊電鉄ダイヤ改正以来約6か月半ぶりにダイヤ改正を行う。

2022年には九州の路面電車3社局でJR九州がダイヤ改正を行う3月12日ではなく、4月1日にダイヤ改正を行うこととなった。これは、3社局ともJR九州と直通していないこと、JR九州がほとんどダイヤ改正を行わないため大きく変更する必要がない方から、新年度に合わせて4月1日にダイヤ改正を行うこととしたのだろう。

今回のダイヤ改正では平日夕方16時台を10分間隔(毎時6本)から12分間隔(毎時5本)に減便する。

もっともこの時間帯は下校時間帯であることから、減便したとはいえ昼間の15分間隔(毎時4本)より多く運転本数を設けている。そう考えると適切な範囲内であろう。




2. 終日に渡る減便で廃止も視野か?

今回の2022年4月1日長崎電気軌道ダイヤ改正では、4系統で終日の減便を図る。

4系統はほぼ終日20分間隔での運転となっていたが、今回のダイヤ改正でさらに減便し毎時2〜3本に減便する。

運転間隔も不均等になることから、全時間帯で時刻を記載するようになる。

おいおい、4系統が全区間で1系統や5系統など他の系統と代替が効くことを考えると、将来的な廃止を狙っていないか?せめて西浜町での乗り継ぎ扱いは再設定してほしいとは思うが。

3. 土休日昼間に減便へ

今回の2022年4月1日鹿児島市交通局ダイヤ改正では、1系統および2系統で昼間の減便を図る。

1系統・2系統ともに平日昼間は7分間隔、土曜および休日昼間は6分間隔で運転している。

今回のダイヤ改正では1系統・2系統ともに土曜および休日昼間を6分間隔から平日昼間と同じ7分間隔に減便し、輸送力を14.3%減少させることとした。


4. 結び

今回の2022年4月1日筑豊電鉄及び長崎電気軌道、鹿児島市交通局ダイヤ改正では、九州各地の路面電車で新年度に合わせダイヤ改正を行うこととなった。

ただこのご時世で利用者数が減っていることもあり、3社局とも減便を図っている。

今後九州の路面電車でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました