急行増停車で種別変更縮小と利便性向上へ! 名古屋鉄道ダイヤ改正(2019年3月16日)

名古屋鉄道は2019年1月23日、プレスリリースにて3月16日にダイヤ改正を行うと公表した( 3月16日(土)に一部ダイヤ改正を実施します )。今回はこれについて見ていく。

2019年3月16日全国一斉ダイヤ改正まとめについてはこちら!


1. 中部国際空港へのアクセス向上へ

今回の2019年3月16日名古屋鉄道ダイヤ改正では、名古屋本線、三河線、西尾線などを中心にダイヤ改正を実施する。

名古屋鉄道では連続立体交差化事業の進捗に伴う仮線移行などによる時刻修正は実施されているが、ダイヤ改正を行ったのは2013年4月1日の築港線単独で行われたダイヤ改正以来約6年ぶり、名鉄名古屋・金山を経由する列車でダイヤ改正が行われるのは太田川駅付近連続立体交差化完成に伴う2011年12月17日ダイヤ改正以来約7年4か月ぶり、工事を伴わないダイヤ改正としては2011年3月26日ダイヤ改正以来約8年ぶりとなっている。

では6年ぶりという阪急京都線よりも長く同じダイヤで運転されてきた名鉄のダイヤ改正はどのようなものになったのだろうか。

土休日朝は金山6時48分発快速急行中部国際空港行きが栄生6時38分発に延長されることとなった。栄生は急行停車駅ではあるが快速急行は停車しないので、特別停車扱いになるものと思われる。

2. 三河線で終電延長へ

また今回の2019年3月16日名古屋鉄道ダイヤ改正では、

これまで知立以南の北行き最終列車は碧南22時41分発知立行きであったが、今回のダイヤ改正でその29分後に碧南23時10分発知立行きが増発されることとなり、終電が繰り下がることとなった。

また南行きでは、知立23時03分発碧南行きが増発することとなった。

なお三河線知立~猿投間では時刻変更は実施されないこととなった。

3. 西尾線で急行停車駅増加へ

また今回の2019年3月16日名古屋鉄道ダイヤ改正では、西尾線で種別と停車駅の見直しを実施する。

これまで西尾線は特急・急行・準急・普通の4種別が運転されていた。このうち急行と準急の違いは、西尾線内では南桜井に停車するか否かしかなかった。

この南桜井は2008年6月29日に開業した名鉄で最も新しい駅であることから、当初から急行停車駅にすることは難しかったものと思われる。この2008年6月29日ダイヤ改正では西尾線から急行を廃止し、準急に格下げしてまで増停車を行っている。

ただたった1駅のみ通過とするためだけにわざわざ種別変更を行うのは効率が悪い。そこで利用が伸びている南桜井を急行停車駅に格上げし、準急を廃止し急行に統合することとなった。

これにより朝夕に実施されていた南桜井に停車するためだけに知立で行われていた急行と準急の種別変更が解消され、名鉄名古屋以東では急行に統一されることとなった。

これにより昼間は南桜井に毎時2本の普通列車しか停車していなかったものが、今回のダイヤ改正で急行毎時2本が増停車することとなったことで、毎時4本に増加し乗車チャンスが倍増することとなった。

ただし、朝夕は既に準急として運転していたものを西尾線内急行運転に変更しただけなので、利用チャンスに変更はない。

このほか、名古屋本線では土休日夕方の一部特別車快速特急及び特急のうち24本を6両から8両に増結し、混雑緩和を図るようだ。

また、名古屋本線では西枇杷島での普通列車の待避を取りやめ、西隣の二ツ杁での待避に変更となった。どうやら2019年度名古屋鉄道設備投資計画に記載された西枇杷島駅の改良工事の実施が影響しているようだ。

(この段落のみ追記)なお、2019年5月18日付の中日新聞の記事によれば、西枇杷島は2面4線から2面2線とし、ベンチや屋根などを設置する見込みのようだ。どうやら待避線を潰してホームを拡張するらしい。かつて京急電鉄では1985年に京浜逗子と逗子海岸を統合することとなった際に用地の確保ができなかったことから2線のうち1線を潰しホームにしたことがあるほか、JR東日本品川駅でも京浜東北線が使用していた3番線を潰しホームを拡幅しようとしている。線路は自社敷地内なので、ホーム拡幅するのに手っ取り早い手段のようだ。

4. 結び

今回の2019年3月16日名古屋鉄道ダイヤ改正では、急行停車駅の増加や運転本数の増加・延長などにより利便性が向上することとなった。

今後名古屋鉄道でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。


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