8両編成統一で直通強化と増発へ! 上海地下鉄2号線・5号線ダイヤ改正(2019年10月23日/2019年10月29日) 上海地铁调图

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上海地下鉄は2019年10月22日、weiboにて10月23日に地下鉄2号線でダイヤ改正を行うと公表した( 10月23日地铁2号线启用新图 )。また上海地下鉄は2019年10月28日、weiboにて10月29日に地下鉄2号線でダイヤ改正を行うと公表した( 10月29日起,5号线将启用新运行图 )。今回はこれらについて見ていく。

1. 8両編成統一でラッシュ時に増発へ

今回の2019年10月23日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線で2019年4月19日ダイヤ改正以来約6か月ぶりにダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正では、広蘭路~浦東国際空港間で平日朝ラッシュ時のみ運転していた4両編成電車がすべて8両編成に増結し、広蘭路での系統分割がなくなり浦東国際空港発着の列車は全て人民広場など上海市街地に乗り入れることとなった。

ただし広蘭路~浦東国際空港間では増結に伴い平日朝ラッシュ時は約4分30秒間隔(8両編成と4両編成を交互に運転)から平均4分35秒間隔に伸びたため、輸送力は30.4%の増加にとどまった。

また既に全列車が8両編成での運転となっている徐涇東~淞虹路間では、平日朝ラッシュ時約4分30秒間隔から約4分~4分30秒間隔に増発した。

なお昼間や平日夕ラッシュ時の増発は行っていない。

2. 運用増加でラッシュ時に増発へ

また今回の2019年10月29日上海地下鉄ダイヤ改正では、軌道交通5号線で2018年12月30日ダイヤ改正以来約10か月ぶりにダイヤ改正を実施する。

今回のダイヤ改正では、平日朝ラッシュ時の増発を行った。

莘荘~蕭塘間では平日朝ラッシュ時は約4分間隔から約3分30秒間隔に、蕭塘~奉賢新城間では約8分間隔から約7分間隔に短縮しそれぞれ輸送力が14.3%増加した。

なお昼間や平日夕ラッシュ時の増発は行っていない。平日及び土休日昼間では全線で約6分間隔で運転しているため、蕭塘~奉賢新城間で一時間当たりの運転本数が一番多いのは昼間ということに変わりはなさそうだ。


3. 結び

今回の2019年10月23日及び2019年10月29日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄2号線と軌道交通5号線の両線で増発が図られた。

今後路線延伸の進む上海地下鉄でそのようなダイヤ改正を行うのか、楽しみにしたい。

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