終電繰り下げで空港アクセス向上へ! 桃園都市鉄道ダイヤ改正(2019年3月1日)

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桃園都市鉄道は2019年2月22日、プレスリリースにて3月1日にダイヤ改正を行ったと公表した( 機場聯外運輸再升級 機捷3/1啟動深夜「增開往機場服務班次」 )。今回はこれについて見ていく。

1. 運転時間拡大へ

今回の2019年3月1日桃園捷運ダイヤ改正では、2018年3月1日ダイヤ改正以来ちょうど1年ぶりにダイヤ改正を実施した。

今回のダイヤ改正では、全日に渡り終電を繰り下げることとなった。

まずは下り(環北方面)。これまで台北駅23時07分発普通環北行きが終電だったが、今回のダイヤ改正よりこの終電の後に台北駅23時22分発普通空港第2ターミナル行き及び台北駅23時37分発普通空港第2ターミナル行きの2本を増発したことで、台北駅から空港第2ターミナルへの終電が30分繰り下がった。

次に上り(台北駅方面)。これまで環北23時05分発普通台北駅行きが終電だったが、今回のダイヤ改正よりこの終電の後に環北23時22分発普通空港第2ターミナル行き及び環北23時37分発普通空港第2ターミナル行きの2本を増発したことで、環北から空港第2ターミナルへの終電が32分繰り下がった。

なお桃園空港から離れる列車の終電繰り下げは実施しなかった。台北捷運(地下鉄)ではほぼ全線で終電は始発駅24時00分発としていることから桃園捷運は台北市中心部からの終電が実質1時間以上早かった。このことから台北駅発空港第2ターミナル行きの終電を繰り下げて極力差を縮めようとしたのだろう。

また桃園捷運では普通電車運転時間帯のほぼ全てで区間運転をしてまでも急行運転を行う直達を運転しているが、今回の終電繰り下げ時間帯は普通電車のみの運転となった。

なおこのほかの時間帯に異国変更はない。


2. 結び

今回の2019年3月1日桃園捷運ダイヤ改正では、終電繰り下げにより運転時間の拡大を図った。

今後毎年3月上旬にダイヤ改正を行っている桃園捷運でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

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