20年ぶりのぞみ全車指定化の中24時またぎの全車自由席のぞみ運転へ! 東海道新幹線のぞみ全車指定化(2023年12月28日~2024年1月4日)および臨時列車運転(2024年1月2日)

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20年ぶりのぞみ全車指定化の中24時またぎの全車自由席のぞみ運転へ! 東海道新幹線のぞみ全車指定化(2023年12月28日~2024年1月4日)および臨時列車運転(2024年1月2日)

JR東海は2023年9月13日、プレスリリースにて2023年12月28日~2024年1月4日に運転する東海道山陽新幹線「のぞみ」の全列車を全車指定席で運転すると公表した。またJR東海は2024年1月2日、プレスリリースにて2024年1月2日に臨時列車を運転すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 新幹線「のぞみ」全車指定席で運転へ!

2023年12月28日~2024年1月4日の年末年始期間、JR東海では東海道山陽新幹線の最速達列車「のぞみ」を2003年9月30日以来約20年ぶりに全列車全車指定席とし、自由席利用者による遅延防止および駅券売所の混雑緩和を図ることとした。

これにより自由席特急券による「のぞみ」の着席利用はできないと広告周知を行ったほか、自由席特急券による「のぞみ」の立席利用についても、東京駅からの利用者は11~16号車、品川駅からの利用者は4号車~7号車、新横浜駅からの利用者は1号車~3号車と分散させることで立席客の混雑を乗車駅別に分散させた。

また乗車券券売機の列が大きく縮小したことから、年末年始の東海道山陽新幹線「のぞみ」全車指定化は成功と言ってもいいだろう。

JR東海・JR西日本としては「のぞみ」の1号車~3号車に自由席を廃止することで自由席1,000円~2,000円程度高い料金を徴収できるし、駅窓口負担も大きく減ったことから、今後「のぞみ」全車指定化を通年実施に切り替えていってもおかしくないだろう。




2. 全車指定席のはずの「のぞみ」で全車自由席で24時またぎで運転へ!

そんな中2024年1月2日、羽田空港が一時的に利用不能となった。

そこでJR東海では急遽東海道新幹線「のぞみ」の臨時列車増発を決定、全車自由席の臨時「のぞみ」として運転することとした

2024年1月2日に運転した全車自由席の臨時「のぞみ」は東京21時42分発「のぞみ262号」新大阪行き(新大阪24時03分着)と、新大阪21時50分発「のぞみ269号」東京行き(東京24時11分着)の2本で、ともに最終列車以降の運転である。

もっとも新大阪21時27分発または21時30分発で23時54分までに東京に到着する臨時「のぞみ」を運転することはあるが、今回の時刻繰り下げ幅は異例だ。というのも本来新幹線が運転しない24時以降に運転することとしたからだ

しかも今回の1月2日運転の深夜「のぞみ」は、東京~新大阪間を最速の2時間21分で運転していることから、24時を過ぎても一切の減速運転を行っていない

ただ、終着駅到着が24時を過ぎるとそこから連絡する在来線各列車の営業が順次終了していってしまう。特に2021年1月に東京都市圏と大阪都市圏で終電繰り上げを行ったため、新幹線の最終到着時刻23時45分に合わせて東京や新大阪からの最終列車を設定するようになっており、新幹線の最終列車繰り下げを行うと所定通りでは接続できなくなってしまうこともある。

まずは東京都市圏。今回運転した新大阪21時50分発「のぞみ269号」東京行き(東京24時11分着)からは東京駅から中央線快速豊田行き最終、京浜東北線大宮行き最終、秋葉原連絡総武線各駅停車千葉行き最終、日暮里連絡常磐線快速我孫子行きに連絡できない。ただ、それぞれそのあとに出発する中央線快速武蔵小金井行き、京浜東北線南浦和行き、総武線各駅停車津田沼行き、常磐線快速松戸行きには連絡できるので23区内のJR東日本各駅には問題はないし影響も軽微だった。

一方大阪都市圏では新大阪23時45分着に合わせて各種最終列車を組んでいたため、東京21時42分発「のぞみ262号」新大阪行き(新大阪24時03分着)からの連絡列車は所定ではJR西日本では大阪行き普通2本およびJR京都線高槻行き最終普通しかなかった。が、JR西日本では新大阪24時16分発普通大阪行きから大阪環状線最終列車・天王寺連絡阪和線鳳行き最終列車および大和路線王寺行き最終列車に連絡できるよう最終列車の発車を遅らせた。これにより大阪市内の多くの駅で新幹線最終連絡の救済を行うこととした。




3. 全車指定席のはずの「のぞみ」で全車自由席列車昼間に運転へ!

その後2024年1月3日から1月8日にかけて、羽田空港滑走路の一部が閉鎖となり1日あたり約200便を欠航することとなった。

そこでJR東海では東海道新幹線で全車自由席「のぞみ」を昼間に増発することとした。

増発したのは2024年1月3日から1月5日にかけて1日あたり3本から4本程度、東京発新大阪行き全車自由席「のぞみ」を設定した。

なお1月2日に実施したような最終列車の繰り下げは行わなかった。もっとも大阪都市圏を中心に最終列車の調整を広く行う必要があったことから、最終列車の繰り下げは難しいということになったのだろう。


4. 結び

今回の2023年12月28日~1月4日東海道山陽新幹線「のぞみ」全車指定化では、大きな混乱なく無事に終え今後の通年全車指定化に弾みをつけることとなった。

2024年3月16日北陸新幹線・特急サンダーバード・特急しらさぎ 敦賀延伸に伴う再編まとめはこちら!

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関連情報:東京~新大阪間で運転する臨時列車一覧予定表 1/2分 – JR東海

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