朝増発と鹿児島本線快速の昼間復活宣言! JR九州ダイヤ改正(2024年3月16日)

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鹿児島本線快速の昼間復活宣言! JR九州ダイヤ改正(2024年3月16日)

JR九州は2023年12月15日、プレスリリースにて2024年3月16日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち福岡県内について見ていく。

1. 鹿児島本線で朝に増発へ!

今回の2024年3月16日JR九州ダイヤ改正では、博多駅を中心に朝に増発を図る。

JR九州では2020年からの旅客減少により2022年9月23日JR九州ダイヤ改正にて平日朝の減便減車を実施、博多駅周辺では鹿児島本線で2往復の減便を行い輸送力を約10%削減した。が、2023年より旅客が戻り始めたことから2023年6月1日ダイヤ改正で平日朝に1往復増発することとなった。

今回のダイヤ改正では前回2023年6月1日ダイヤ改正で平日だけ運転を開始した1往復が毎日運転で定期化するほか、一部が運転区間を延長する。

今回のダイヤ改正で福間7時08分発快速南福岡行きを毎日運転とするほか、南福岡8時05分発普通吉塚行きを普通福間行きに延長することとなった。

また2022年9月23日JR九州ダイヤ改正以降平日朝の1列車あたりの平均両数が増えていることから、博多周辺では結果的に輸送力がほぼ元通りに戻ることとなった。

ただ、博多周辺以外では2019年時点と比べ輸送力を約10%削減したままとなっている。博多周辺では利用が依然多いが、他のエリアでは減少傾向にあるという見立てに変わりないのだろう。




2. 福北ゆたか線も朝に増発へ!

今回の2024年3月16日JR九州ダイヤ改正では、福北ゆたか線でも朝に増発する。

今回増発するのは長者原8時04分発普通博多行きとなっており、長者原始発の普通電車を初めて設定する。

この列車は香椎線宇美7時48分発普通香椎経由西戸崎行きから連絡する列車であることから、後続の長者原8時09分発普通博多行きの混雑分散が目的だろう。

なお福北ゆたか線では2022年9月23日ダイヤ改正での平日朝の減便は行っていないため、純粋な増発となる。この増発で福北ゆたか線では平日朝の輸送力を12%増加することとなった。




3. 昼間の北九州市内~福岡市内快速運転復活へ!

今回の2024年3月16日JR九州ダイヤ改正では、昼間の北九州市内~福岡市内快速運転が復活する。

JR九州では鹿児島本線小倉~博多~久留米~大牟田間で快速を毎時2本運転していたが、2018年3月17日JR九州ダイヤ改正で毎時2本から毎時1本に削減し毎時1本は区間快速に格下げたほか快速も昼間は久留米の次の荒木までの乗り入れに縮小し大牟田乗り入れが朝湯のみになったほか、2020年からの旅客減少により2021年3月13日JR九州ダイヤ改正で定期列車から毎日運転の臨時列車に扱い変更、2022年9月23日JR九州ダイヤ改正にて昼間の快速を廃止し区間快速の昼間の快速運転区間を福間~鳥栖間に短縮し小倉に昼間に乗り入れる快速列車が消滅したほか久留米に乗り入れく区間快速は二日市以南で各駅に停車させるなどことごとく山陽九州新幹線誘導を図った。

今回のダイヤ改正ではそんな区間快速毎時2本中福間~博多~鳥栖間で快速運転を行う昼間毎時1本の快速運転区間を折尾~博多~羽犬塚間に拡大、北九州市内~福岡市内の快速列車が復活することとなった。これにより昼間に小倉~博多間1時間17分かかるところを1時間10分程度で結ぶようになる見込みだ。

もっともこの昼間の区間快速は北九州市内門司港~小倉~折尾間は各駅に停車するため快速より4駅停車駅が多い。が、快速運転を行って救済として短い3両編成の普通電車を増発するより北九州市内各駅から博多方面への先着直通列車を用意することでJR西日本山陽新幹線やなかたに号・いとうづ号・ひきの号などの西鉄高速バスで拾えない直通需要を引き起こすことで、北九州市内の昼間毎時3本運転を増やすことなく利用者確保に努めようとしているのだろう。

救済として折尾~海老津間では普通列車を昼間に毎時1本増発、折尾で福北ゆたか線普通電車と乗り換えることにより快速通過各駅から折尾・黒崎・小倉方面への乗車チャンス毎時2本を維持する。そもそも折尾駅は連続立体交差化事業による2022年3月12日のホーム・駅舎統合で改札外に出て乗り換える必要がなくなったのも大きいだろう。

一方鳥栖~羽犬塚間では区間快速昼間毎時1本の運転区間を延長する分普通電車毎時1本を置き換える。これにより博多~久留米間の鹿児島本線列車は昼間区間快速で50分かかってたところ快速運転区間拡大により38分で行けるようになる見込みだ。

ただ快速通過駅の教育大前、東福間では昼間の乗車チャンスが毎時3本から毎時2本に、肥前旭では昼間の乗車チャンスが毎時4本から毎時3本に、西牟田では昼間に乗車チャンスが毎時3本から毎時2本にそれぞれ各毎時1本ずつ減少することとなった。

このほか博多19時21分発快速羽犬塚行きと鳥栖20時02分発快速熊本行きを統合し博多19時26分発快速大牟田行きとして直通化するほか、博多20時21分発快速荒木行きを快速羽犬塚行きに延長するなど利便性の向上も図る。


4. 結び

今回の2024年3月16日JR九州ダイヤ改正では、2022年9月23日ダイヤ改正での減便分を一部復活させ、輸送力を増強することとした。

今後JR九州でどのようなダイヤ改正を実施するのか、楽しみにしたい。

2024年3月鉄道ダイヤ改正まとめはこちら!

関連情報:2024年春ダイヤ改正 – JR九州

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