神戸電鉄は2025年1月31日、プレスリリースにて3月15日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 有馬線・三田線で平日朝に5往復減便で!
今回の2025年3月15日神戸電鉄ダイヤ改正では、前回の2024年3月16日神戸電鉄ダイヤ改正以来約1年ぶりにダイヤ改正を実施する。
今回のダイヤ改正では有馬線・三田線を中心に減便を図る。
まずは平日朝。5往復を減便する。通過駅救済として急行を準急や普通に格下げすることから、平日朝の新開始行き急行は4本から1本に、新開地発三田行き急行は2本から0本にそれぞれ削減している。
この運用削減で4両編成2運用と3両編成2運用を削減している。
道場南口~三田間の三田線は朝昼晩終日15分間隔(毎時4本)での運転となる。昼間は毎時2本(30分間隔)でも十分運びきれてしまうし粟生線のように減便してもおかしくはないが、岡場はまだまだ利用者が多いことと岡場~三田間はそこまで距離がないので運用に余裕のある昼間くらいなら空気輸送で運転しても良いだろうと判断したのかまだ15分間隔で運転するようだ。
2. 平日夜に3往復減便も全便谷上で北神急行と対面乗り換え化へ!
また今回の2025年3月15日神戸電鉄ダイヤ改正では、平日夜にも減便する。
平日夜の新開始行き急行は2本から0本に、新開地発三田行き急行は3本から2本にそれぞれ削減している。
なお平日の谷上19:01発~20:08発で行っていた北神線との別ホーム乗換を解消し平日朝8時以降は全便が谷上で北神線と対面乗り換えできるようになる。
3. 土休日も急行減便へ
また今回の2025年3月15日神戸電鉄ダイヤ改正では、土休日も減便を図る。
土休日朝は三田発新開地行きのみ急行を運転しているが、今回のダイヤ改正で5本から3本に削減する。
また土休日夕方に1往復運転していた急行は消滅する。
もう神戸電鉄の急行が風前の灯火である。特快速や急行がなくなるのも時間の問題かもしれない。
4. 結び
今回の2025年3月15日神戸電鉄ダイヤ改正では、平日朝夕を中心に減便を図り4両編成2運用と3両編成2運用の合計4運用14両を削減したほか、通過駅救済のため急行を大幅に削減した。
今後神戸電鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。
関連情報:ダイヤ改正の実施について – 神戸電鉄
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