快速マリンライナー端岡昼夜全停車で予讃線快速サンポート減便廃止か! JR四国・JR西日本岡山支社ダイヤ改正予測(2029年以降予定)

 18270回閲覧

快速マリンライナー端岡昼夜全停車で快速サンポート減便廃止か! JR四国・JR西日本岡山支社ダイヤ改正予測(2029年以降予定)

瀬戸内海放送は2026年1月27日、プレスリリースにて予讃線端岡駅南口設置に伴い快速マリンライナーを増停車すると公表した。今回はこれについて見ていく。

将来のダイヤ改正予測まとめはこちら!

1. 端岡駅南口設置に伴い快速マリンライナー昼間に増停車へ!

今回の2029年以降JR四国ダイヤ改正では、予讃線端岡駅に南口を設置するのに伴い快速マリンライナーの端岡駅停車本数を大幅に増やす見込みだ。

予讃線端岡駅は普通列車のほか快速サンポート全停車のほか、岡山と高松を結ぶ快速マリンライナーも普通列車の運転のない早朝深夜のごく一部のみ停車する。ホーム有効長は110mと5両編成までの停車に対応しており、快速マリンライナーのうち朝の岡山行き8号・10号の7両運転2本を除き停車可能となっている。

今回のダイヤ改正では高松市のによる予讃線端岡駅南口整備事業完成に合わせ、この快速マリンライナーを予讃線端岡駅に増停車させる考えのようだ。




そもそも快速マリンライナーは山陽新幹線の通る岡山駅と四国最大の都市圏を誇る高松駅を結ぶ列車であり、グリーン車指定席や普通車指定席を設置することで高松からの新幹線のりかえ利用客向けの列車の側面もあるが、5両中4両が運賃にのみで乗車できる。このため実態は地元向けのそこら辺の電車として扱われることが多いのだ。

実際快速マリンライナーの走る瀬戸大橋線では、JR西日本管内岡山~妹尾間では昼間毎時12両程度の普通車自由席が必要なため昼間は快速マリンライナー毎時2本のほかに普通列車毎時1本と岡山~備前西市間の普通列車だか岡山~茶屋町間の快速列車を毎時1本新たに増発したほどだ。一方で瀬戸大橋を渡る児島~坂出間は普通車自由席は昼間毎時4両で足りてしまうため快速マリンライナーを毎時2本から毎時1本に減便しても何とか運びきれるのである。ではなぜ快速マリンライナーを終日毎時2本運転しているかというと、JR西日本管内岡山~児島間で混雑を分散させるためである。

このためJR四国管内児島~高松間では快速マリンライナーは通勤通学時間帯の朝夕にはやっと席が埋まる程度にしか混まないし、昼間は車両の半分くらいしか席が埋まらないほどにガラガラなのである。このため予讃線端岡駅に増停車しても何ら問題なく運べるだろう。

まあ快速マリンライナーには高松からの新幹線接続も兼ねているため所要時間を短縮したいという思惑もあるだろうが、とうの高松市が増停車させて遅くしても良いと言ってしまっているのでそれに甘えない手はない。このため快速マリンライナーの端岡停車拡大はほぼ間違いなく行うだろう。




2. 快速サンポート減便や廃止も視野か!

また今回の2029年以降JR四国ダイヤ改正では、予讃線で減便を図ってもおかしくはない。

そもそもJR四国では管内全域で減便を進めている。そんな中快速や普通が昼間に毎時4.5本も運転がある予讃線高松~坂出間はガラガラの空気輸送と化している。そりゃあそうだ、隣駅間輸送密度22,000人/日・往復程度しかなく昼間毎時6両、つまり2両編成毎時3本で問題ないようなところに自由席4両の快速マリンライナーを含む毎時4.5本も運転したらガラガラに決まっている。

そんな中JR四国では2024年3月16日ダイヤ改正で予讃線高松~多度津間で普通電車を減便、30分間隔毎時2本のパターンダイヤを崩して2時間に1本減便したほどだ。快速マリンライナーが予讃線端岡駅に昼間も増停車するとなれば当然減便するだろう。

そこで快速マリンライナーの端岡増停車を機に普通列車や快速サンポートを減便・廃止するのではないだろうか。

まずは通過駅を鑑みて快速サンポートを廃止する場合。快速サンポート廃止救済で増停車が必要になるが、そもそも快速サンポートは朝の運転はなく、昼間毎時1本、夕ラッシュ時毎時2本の運転である。快速マリンライナーは終日毎時2本の運転であるから、朝の7両運転2本はホーム長が足りずに物理的に停車できないとしても昼から夜にかけ毎時2本停車すれば快速サンポートの減便救済は問題なくできる。このとき昼間は快速マリンライナー毎時2本と普通毎時1.5本の合わせて毎時3.5本となる。




なお予讃線快速サンポートは南風リレー号と称して丸亀乗換で高知方面土讃線特急「南風」と接続することで高松~高知間の移動ができるとしているが、そもそも南風リレー号には快速ではない全駅停車の普通南風リレー号があるし丸亀は対面乗り換えができないため利便性が良くなく予讃線快速サンポートと土讃線特急「南風」を乗り換える客なんてほとんどいないのだ。そもそも高松~高知間の需要が少なすぎて2025年3月15日JR四国ダイヤ改正で土讃線特急「しまんと」を4往復から2往復に減便したくらいだし。このため予讃線快速サンポート時はすでにほぼ特急南風との接続として利用する人はほぼおらず、快速サンポートが各駅停車に格下げしてもほとんど問題がない。接続がというのなら普通列車の南風リレー号名称付与を拡大すればよいのだから。

そう考えると予讃線端岡駅への昼から夜の快速マリンライナー増停車で快速サンポートの減便や廃止を目論んでいるのではないだろうか。

次に普通列車を減便する場合。昼間は毎時1.5本、夕方は毎時2本の運転がある。このうち夕方は減便できないにしても昼間は快速マリンライナーの端岡増停車により普通電車を毎時1本に減便してもおかしくはない。このとき昼間は快速マリンライナー毎時2本、快速サンポート毎時1本、普通列車毎時1本の合計毎時4本となるだろう。

最後は快速マリンライナー増停車により快速マリンライナーと普通列車の両方減便となる場合。このとき昼間は快速マリンライナー毎時2本と普通列車毎時1本の合計毎時3本まで減便できるが、坂出~多度津間は昼間一応毎時2本が欲しいことを踏まえると坂出折り返し快速マリンライナー接続列車をつくることに成りやや面倒である。それを踏まえるとさすがに快速サンポート廃止と昼間の普通列車毎時1本化のいずれかはやるとしても両方一気にやるとは考えにくいだろう。

そうなると2029年以降の快速マリンライナーの昼夜端岡増停車後の昼間の予讃線高松発着列車の運転は、

  • 特急いしづち毎時1本
  • 快速マリンライナー(端岡停車)毎時2本
  • 快速サンポート毎時1本
  • 普通毎時1本(毎時0.5本減便)

または

  • 特急いしづち毎時1本
  • 快速マリンライナー(端岡停車)毎時2本
  • 普通毎時2本(快速サンポート毎時1本減便普通間時0.5本増便)

のいずれかになるだろう。

また平日夕ラッシュ時も毎時9両あれば運びきれてしまう一方快速通過駅に毎時2本の停車が欲しいので

  • 特急いしづち毎時1本
  • 快速マリンライナー(端岡鴨川停車)毎時2本
  • 普通毎時2本(快速サンポート毎時2本減便)

となるだろう。さすがに2両編成の普通毎時2本だけでは平日夕ラッシュ時の快速通過駅と丸亀方面の利用をまとめるにはきついので、坂出で自由席4両の快速マリンライナー岡山行きと2両編成普通電車丸亀方面を対面接続させることで空いている高松始発の快速マリンライナーから丸亀方面普通電車に対面乗り換えさせることで空いている快速マリンライナー誘導を図る必要があるだろう。




3. 瀬戸大橋線快速マリンライナーが増停車するのは端岡だけなのか?

また今回の2029年以降JR四国ダイヤ改正で快速マリンライナーが増停車するのは端岡だけだろうか。

そもそもJR四国では2024年9月29日ダイヤ改正で予讃線普通電車終電繰り上げによる救済として快速マリンライナーを増停車して通過駅救済を行ったことがある。このためこのほかの増停車も行ってもおかしくないのではないだろうか。

まずは快速サンポート減便・廃止関連。快速サンポートは高松~坂出間の途中駅は端岡全停車のほか、夜間は鴨川にも停車する。快速サンポート廃止まで視野に入れているのであれば夕方の鴨川増停車も行うだろう。

また輸送力的に快速マリンライナーだけで足りている区間は増停車して普通列車を削減しても良いのではないか。JR西日本管内茶屋町~児島間は昼間は毎時6両、平日夕ラッシュ時毎時8両の普通車自由席があれば運びきれる。快速マリンライナーは昼間普通車自由席を4両つなげているので快速マリンライナー毎時2本だけで十分運びきれてしまうのだ。

そこで快速マリンライナーのうち昼間の時間に1本(乗車人員が各駅1日当たり400人以下とあまりにも少ないので毎時1本も必要ない)を

そもそも快速マリンライナーは朝の岡山行きは岡山県内の通勤通学輸送に特化しており、昼間であれば快速マリンライナーは岡山~児島間は途中2駅しか停車しないところ朝は途中8駅停車の備中簑島と久々原しか通過しない列車までであるくらいだ。

2021年10月2日JR西日本ダイヤ改正以降各地で減便を図っているJR西日本だ、快速マリンライナーの増停車程度で普通列車を減便できるならしてもおかしくはない。

快速マリンライナーの増停車は端岡駅だけではとどまらなさそうだ。




4. 高徳線普通列車の昼間減便も視野か!

また今回の2029年以降JR四国ダイヤ改正では、高徳線でも昼間減便を図る可能性がある。

そもそも以前2024年3月16日JR四国ダイヤ改正で予讃線普通電車を高松~多度津間で昼間に3往復減便し2時間に1本間引きしたのは、高徳線普通列車が高松~引田間毎時1本と高松~オレンジタウン間2時間に1本に合わせたためだと言われている。もし予讃線普通電車が昼間毎時1本に減便となれば高徳線普通列車も昼間毎時1本に減便、高松~オレンジタウン間で2時間に1本が減便になるだろう。


5. 結び

今回の2029年以降JR四国ダイヤ改正予測では、瀬戸大橋線快速マリンライナーが端岡駅に昼間も停車するようになり普通列車または快速サンポートを大幅減便、快速サンポートに至っては廃止する可能性すらある。

今後JR四国でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

将来のダイヤ改正予測まとめはこちら!

関連情報:JR端岡駅の南口と駅前広場を整備 高松市が基本構想案を示す エレベーター設置しバリアフリー化も – 瀬戸内海放送

コメント

  1. maru nso より:

    2018年度でしたが、資料で四国全体の特急を除いた輸送密度が分かりました。
    参考にしていただけると嬉しいです。

    瀬戸大橋線:16507←昼間毎時5両で足ります、つまり自由席4両編成毎時2本の快速マリンライナーで空席が4割程度あります
    予讃線(高松〜多度津):20778←昼間毎時6両で足ります、つまり昼間2両編成毎時3本で運びきれます
    予讃線(多度津〜観音寺):3436←昼間毎時1両で足ります
    土讃線(多度津〜琴平):3176←昼間毎時1両で足ります
    高徳線(高松〜志度):4395←昼間毎時1.1両で足ります
    高徳線(志度〜引田):1991←昼間毎時0.5両で足ります

    註:輸送密度と列車本数について加筆させていただきました

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました