観光列車化で1日1往復しか停車しない駅大量発生と1乗車3,500円に大幅値上げへ! 大井川鐵道井川線ダイヤ改正および価格改定(2026年7月1日)

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観光列車化で1日1往復しか停車しない駅大量発生と1乗車3,500円に大幅値上げへ! 大井川鐵道井川線ダイヤ改正および価格改定(2026年7月1日)

大井川鐵道は2026年6月2日、プレスリリースにて2026年7月1日に井川線でダイヤ改正を行うと公表した。今回はこれについて見ていく。

2026年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 井川線観光列車化で1日1往復しか停車しない駅大量発生!

今回の2026年7月1日大井川鐵道ダイヤ改正では、井川線でダイヤ改正を行う。

2026年7月1日以降の井川線時刻表は以下の通り

今回のダイヤ改正でも千頭~接岨峡温泉間は1日5往復、接岨峡温泉~井川間は1日2往復のまま変わらない。

ただ、井川線は2025年時点で全列車全駅停車で運転してきたが、今回のダイヤ改正で観光列車化することで通過駅を多数設定することとした。これにより1日1往復しか停車しない駅が大量発生することとなったのである!

今回のダイヤ改正以降井川線全14駅中、全5往復が停車するのは起点の千頭と観光名所の奥泉、アプトいちしろ、長島ダム、奥大井湖上、接岨峡温泉の6駅のみ、1日1往復しか停車しない駅は7駅にもおよぶ。

それもそのはず、この直近15年間で地元住民の定期利用がないのだ!




2. 井川線観光列車化で1乗車一律3,500円へ!

大井川鐵道井川線価格改定比較
改定日
営業キロ(km)
2019/10/1 2025/7/1 値上げ率
1~3 160 3,500 2087.5%
4 210 3,500 1566.7%
5 260 3,500 1246.2%
6 310 3,500 1029.0%
7 360 3,500 872.2%
8 420 3,500 733.3%
9 470 3,500 644.7%
10 520 3,500 573.1%
11 570 3,500 514.0%
12 620 3,500 464.5%
13 670 3,500 422.4%
14 720 3,500 386.1%
15 780 3,500 348.7%
16 830 3,500 321.7%
17 880 3,500 297.7%
18 930 3,500 276.3%
19 980 3,500 257.1%
20 1,030 3,500 239.8%
21 1,080 3,500 224.1%
22 1,140 3,500 207.0%
23 1,190 3,500 194.1%
24 1,240 3,500 182.3%
25 1,290 3,500 171.3%
26 1,340 3,500 161.2%




3. 中部電力赤字補填廃止で大幅値上げか!

また今回の2026年7月1日大井川鐵道井川線ダイヤ改正では、

井川線は当然会社独自で採算がとれるような鉄道路線ではないため、当初建設した中部電力が赤字の補填をしてきた。ただ中部電力も株式会社のため不要な費用は支払いたくない。このためどうやら2026年から中部電力からの井川線への赤字補填を取りやめるらしいのだ。その減額分を乗客から取ることとしたようだ。


4. 結び

今回の2026年7月1日大井川鐵道井川線ダイヤ改正では、観光列車化に伴い半数程度の駅で1日1往復しか停車しないこととしたほか、1乗車一律3,500円に値上げすることとした。

隣駅間輸送密度500人/日・往復未満のバスに転換した方が便利な線区で地元住民も15年間使わず中部電力からの赤字補填もなくなったような大井川鐵道井川線で今後どのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

2026年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

鉄道会社が路線廃止したい隣駅間輸送密度2,000人/日未満の全国リストまとめはこちら!

関連情報:井川線の観光列車化について – 大井川鐵道

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