最高170km/hの高速通勤電車開業へ! GTX-A開業に伴うダイヤ改正(2024年3月30日)

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最高170km/hの高速通勤電車開業へ! GTX-A開業に伴うダイヤ改正(2024年3月30日)

GTX運営は2024年3月15日、プレスリリースにてにて3月30日に開業するGTX-Aの時刻表を公表した。またGTX運営は2024年3月21日、プレスリリースにてにて3月30日に開業するGTX-Aの運賃を公表した。今回はこれについて見ていく。

1. 最高170km/hの高速通勤電車開業へ!

今回の2024年3月30日GTX-Aダイヤ改正では、GTX-Aが部分開業する。

今回開業するのは水西~東灘間の32.8kmで、途中に城南駅を設置する。

ただ今回のGTX-Aは高速列車SRTも通る水西平沢高速線を走行するのだ。つまり高速列車と通勤電車が同じ線路を170km/hで運転するということになる

中国でも時速160km/hの都市鉄道の運転はあるので、その韓国版ともいえよう。

なお一部情報では180km/h運転を行うとしているが、180km/h運転を行うのは未開業の水西~ソウル駅~GTX雲井間であって、今回開業する水西~東灘間ではない。




2. 全日同一ダイヤで毎時3本程度運転へ!!

今回の2024年3月30日したGTX-Aは、全日同一ダイヤで1日61往復を運転する。

これによりほぼ終日にわたり毎時3本、朝は平均17分間隔で運転する。

最高速度170km/hで運転することもあり、水西~東灘間は高速列車SRTで17分かかるところ、GTX-Aでは21分しかかからない。このため1時間に1本~2本程度しか運転がなかった高速列車SRTとkyらべ利便性が高くなりそうだ。

なお高速列車SRTでは1分程度の時刻修正を行うほか、平日運転の東灘7時40分発SRT960列車水西行きを廃止する。

また高速列車SRTなら7400ウォンかかるところ、GTX-Aなら4150ウォンで行けてしまう。このため大き化値下げにつながるようだ。

しかもGTX-Aは交通カードT-money利用時は首都圏電鉄と乗り継ぐ際に首都圏電鉄側の初乗り運賃(2024年3月現在1400ウォン)を値引く。このため水西や城南から10km以内(新盆唐線を除く)であればGTX-Aの運賃のみで3号線や盆唐線、京江線などの首都圏電鉄区間も利用することができる

このようにソウル首都圏電鉄統合運賃制度ではなく釜山の地下鉄・都市鉄道・バスの乗り継ぎに近しい形で乗り継ぎ割引を設定することとなった。


3. 結び

今回の2024年3月30日GTX-Aダイヤ改正では、高速線を用いた最高速度170km/hで運転する通勤列車を開業するることとなった。

今後2024年12月に全通するGTXでどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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