臨津江延長と新駅開業へ! KORAIL京義線・東海線ダイヤ改正(2020年3月27日)

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韓国鉄道KORAILは2020年3月27日、プレスリリースにて3月28日に首都圏電鉄京義線でダイヤ改正を行うと公表した( 京義線電車運転時刻調整 )。また韓国鉄道KORAILは2020年3月27日、プレスリリースにて3月27日に広域電鉄東海線で釜山院洞駅を開業しダイヤ改正を行うと公表した( 東海線釜山院洞駅開業 )。今回はこれについて見ていく。

1. 京義線首都圏電鉄区間延長へ!

今回の2020年3月27日KORAILダイヤ改正では、京義線で首都圏電鉄運転区間が広がった。

今回首都圏電鉄区間が延長したのは文山~臨津江間の1駅間、6.0kmとなっている。ふつう首都圏電鉄区間を延長する際には電化の他に複線化も行うのだが、今回は単線のまま首都圏電鉄化を行うこととなった。

首都圏電鉄としてはソウル・龍山方面に延びている京義線であるが、文山~臨津江間でのシャトル列車のみでソウル・龍山方面との直通運転は行わない。というのも臨津江駅周辺はは民間統制区域一歩手前のエリアであり(韓国人含め出入りは原則自由)、1945年から住んでいた家系を除き原則居住ができない地域となっている。

このことから文山~臨津江間では平日1日2往復、土休日1日4往復のシャトル列車のみの運転となっている。なおシャトル列車の所要時間は9分と6.0kmしか走らない割にはやや長い。これは2021年内に途中の雲泉駅を営業運転再開を目論んでいるためなのだろう。なおこのシャトル列車は平和列車DMZ-Trainのような専用車両ではなく、通勤時間帯ソウル方面で使用した4両編成を使用している。

2. 新駅開業でアクセス向上へ

また今回の2020年3月27日KORAILダイヤ改正では、東海線で新駅を開業した。

今回開業したのは釜山院洞で、川の上に建てられホーム自体が橋の役割をしている。

なおこれに伴ない所要時間が1分延びることとなった。これに伴う増発はない。


3. 結び

今回の2020年3月27日KORAILダイヤ改正では、京義線の首都圏電鉄区間延長や東海線新駅開業により利便性が向上した。

今後韓国鉄道KORAILでどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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