新線開業で市内アクセス向上へ! 上海地下鉄15号線開業に伴うダイヤ改正(2021年1月23日) 上海地铁15号线调图

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上海地下鉄は2021年1月21日、weiboにて1月23日に地下鉄15号線を開業すると公表した( 1月23日起沪地铁15号线开通初期运营 | 全自动无人驾驶 大小交路运行 最小间隔5分钟 )。今回はこれについて見ていく。

1. 新線開業へ!

今回の2021年1月23日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄15号線を開業した。

地下鉄15号線は願村公園~紫竹高新区間を南北に結ぶ30駅間、41.22kmの路線となっている。途中上海西駅と上海南駅を結んでいる。使用車両は6両編成A型車で最高速度は80km/hとなっており、全線所要時間は66分となっている。

なお地下鉄ではあるが無人運転を行っている。効果を走る場合には北京地下鉄燕房線などで無人運転を行っているが、地下でお無人運転を行うのは日本では例はないし、中国でも初となる。

これにより上海西駅と上海南駅を直接結ぶ路線を開業することとなった。これにより上海西駅に唯一乗り入れる地下鉄11号線は多少混雑を緩和するだろう。

ただ1ついただけないのは、地下鉄10号線との乗り換えができない他、地下鉄2号線との乗り換えも地上に出て改札外乗り換えとなる。このことから上海西駅や上海南駅から上海虹橋駅や上海虹橋国際空港に向かうには利便性が良くないのだ。

列車の運転は終日に渡り願村公園~紫竹高新区間の全線運転と古浪路~華涇西間間の区間運転に分かれ、ともに1:1で運転している。

平日朝夕ラッシュ時は願村公園~古浪路間で約10分間隔、古浪路~華涇西間で約5分間隔、華涇西~紫竹高新区間で約10分間隔となっている。

また平日・土休日昼間は願村公園~古浪路間で約12分間隔、古浪路~華涇西間で約6分間隔、華涇西~紫竹高新区間で約12分間隔となっている。

初終電について見ていくと、初電は南行き(古浪路方面)が願村公園5時30分発古浪路行き、北行き(願村公園方面)が古浪路5時30分発願村公園行きとなっている。

また終電は南行き(古浪路方面)が願村公園22時30分発古浪路行き、北行き(願村公園方面)が古浪路22時30分発願村公園行きとなっている。この終電設定は日本の都市鉄道にしては早いかもしれないが、上海では他の路線と同じレベルであるし、市中心部に近くなれば概ね最終が23時ごろになるのでそこまで早いとは言い切れないだろう。


2. 結び

今回の2021年1月23日上海地下鉄ダイヤ改正では、地下鉄15号線の開業に伴い南北方向の市内移動の利便性を増すこととなった。

ただ東西方向の路線との接続があまり良くなく、上海周辺の空港とのアクセスはあまり良くない。

今後上海地下鉄でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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