
熊本県は2025年11月14日、熊本空港アクセス鉄道について公表した。今回はこれについて見ていく。
1. 熊本空港に鉄道乗り入れへ!
今回の2030年以降JR九州ダイヤ改正では、熊本空港に鉄道を乗り入れる。
熊本県によれば肥後大津~熊本空港間に鉄道を新設するとしている。
また大津町陣内付近に中間駅を設置する見込みだ。
この肥後大津~熊本空港新線開業により、新水前寺~熊本空港間を約35分、熊本~熊本空港間を約44分で結ぶ見込みのようだ。
2. 肥後大津発着電車毎時2本程度が熊本空港乗り入れか!
では熊本空港に鉄道で行けるようになったとしてどのような列車本数を設定するのだろうか、
JR九州にはすでに宮崎空港駅があるが、こちらは1日当たりの乗車人員が951人/日しかおらず、宮崎空港線の隣駅間輸送密度は2,000人/日・往復未満となっていることから昼間毎時0.5両で運びきれてしまうほど少ない。熊本県は宮崎県よりは人口が多い一方で、大阪相手には山陽九州新幹線「みずほ」「さくら」優位であること、熊本市内JR九州線はいずれも市中心部を避けており豊肥本線で行けるようになったとしても新水前寺での市電への乗り換えが必要となる。このため市中心部と鉄道でつながっている宮崎空港の2倍の鉄道利用があるとはとても思えない。
そう考えると熊本空港アクセス鉄道も毎時0.5両から1両あれば十分運びきれる程度しか運転しないだろうし、宮崎空港駅の終日毎時2本を踏まえても豊肥本線熊本~肥後大津間の昼間の運転本数毎時2本をそのまま熊本空港発着に延長するだけだろう。
3. 結び
今回の2030年以降JR九州豊肥本線ダイヤ改正予測では、熊本空港に豊肥本線電車が乗り入れることになる見込みだ。
一方でそこまでの旅客が見込めないため毎時1本~2本程度の運転となりそうだ。
今後JR九州でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
関連情報:空港アクセス鉄道整備に向けた取組み状況 – 熊本県



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