混雑緩和のため1往復増発へ! JR西日本赤穂線ダイヤ改正(2023年5月8日)

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混雑緩和のため1往復増発へ! JR西日本赤穂線ダイヤ改正(2023年5月8日)

JR西日本近畿統括本部は2023年4月14日、プレスリリースにて5月8日に赤穂線でダイヤ改正を行うと公表した( ダイヤの一部見直しについて(赤穂線) )。今回はこれについて見ていく。

2023年3月ダイヤ改正まとめはこちら!

1. 赤穂線で増発へ!

今回の2023年5月8日JR西日本岡山支社ダイヤ改正では、2023年3月18日ダイヤ改正以来約1か月半ぶりにダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正では赤穂線で増発を図る。

今回のダイヤ改正では長船15時30分発岡山行きを備前片上15時09分発岡山行きに延長する。

この送り込みとして岡山14時24分発普通西大寺行きを岡山14時20分発備前片上行きに延長するほか、運用調整で後続の岡山14時41分発普通長船行きを西大寺行きに短縮する。

これにより備前片上から岡山方面へは14時以降概ね1時間間隔で設定することとなり、長船~備前片上間で1往復増発することとした。




2. なぜ赤穂線で増発するに至ったのか

ではなぜ今回の2023年5月8日JR西日本岡山支社ダイヤ改正で赤穂線で増発するに至ったのだろうか。

そもそも赤穂線長船~播州赤穂間は終日ほぼ1時間間隔で設定していた。が、前回の2023年3月18日JR西日本岡山支社ダイヤ改正にて長船~播州赤穂間で昼間に2往復を減便、最大で2時間間隔が開くこととなった。

これにより高校生下校時間帯の15時台も減便することになり列車が混雑しやすくなってしまった。この混雑分散のために備前片上→長船間で14時以降は従来通りの毎時1本の運転を維持する必要が生じたのだろう。

もっともJR西日本では毎年3月の全国ダイヤ改正に合わせた大規模なダイヤ改正のほか、10月ごろに運用調整などを行っておりその際に小規模なダイヤ改正を行うこともある。ただ10月のダイヤ改正でも間に合わないことから、今回急を要して5月の大型連休明けから増発することにしたのだろう。

ただ、高校生を中心とした混雑の緩和なら、増発するのは平日だけでよかったはずで土休日は現状のまま据え置いても良かったのではないだろうか。


3. 結び

今回の2023年5月8日JR西日本ダイヤ改正では、赤穂線で1往復を復便することとなった。

今後新型車両227系を投入する中、JR西日本岡山支社でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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