恐れていた!VSEの離脱宣言! 小田急電鉄特急ロマンスカーダイヤ改正(2022年3月12日)

恐れていた!VSEの離脱宣言! 小田急電鉄特急ロマンスカーダイヤ改正(2022年3月12日)

小田急電鉄は2021年12月17日、プレスリリースにて2022年3月12日にダイヤ改正を行うと公表した( 2022年3月12日(土) 小田急線のダイヤを変更します )。また小田急電鉄は2021年12月17日、プレスリリースにて2022年3月11日をもって50000系VSEの定期運用を終了すると公表した( 2022年3月11日(金)、特急ロマンスカー・VSEの定期運行を終了 )。今回はこれらについて見ていく。

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1. 恐れていた!VSEの離脱宣言!

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、50000形VSEの定期運用が消滅する。

50000形VSEが営業運転を開始したのは2005年3月19日ダイヤ改正からであるが、今回の2022年3月12日ダイヤ改正を以て運用がなくなるということはたった17年で営業運転から離脱することになるのである

JR旅客各社の比較的寿命の短いとされた振り子搭載車両などの置き換えですら30年程度で置き換えたというのに、17年での置き換えは異例の短さと言えるだろう。

そのおそらく最有力の理由とされるのが、連接台車採用により1両当たりの車両の長さが通勤型車両と合わないこと。これによりホームドアの設置が主要駅でできず、安全対策に後れをとってしまっている。このことからホームドア設置のために車両長の合わないVSEを運用離脱させることにしたのだろう

ただ、特急ロマンスカーの新時刻表を見る限りは車種を特定しない展望車運用が残ることから50000形VSEが少なからず定期列車として運転する可能性はありそうだ。




2. 特急「モーニングウェイ」増発へ!

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、特急「モーニングウェイ」を増発する。

今回平日朝に増発するのは小田原6時33分発特急「モーニングウェイ76号」新宿行き、秦野7時10分発特急「モーニングウェイ78号」新宿行きの2本となっている。これにより新宿に7時59分と8時19分に到着する特急「モーニングウェイ」を設定するようになり、平日朝ラッシュ時にも約20分間隔で特急ロマンスカーを運転するようになる

なお特急「モーニングウェイ」は今回のダイヤ改正より所要時間が2分程度伸びている。

このほか新宿10時台着の特急ロマンスカー1本を9時台に移動している。




3. 特急「ホームウェイ」等間隔化と削減へ

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、特急「ホームウェイ」を削減する。

今回のダイヤ改正ではまず特急「ホームウェイ」の運転開始を新宿18時発から17時発に1時間繰り上げる。これにより「はこね」2本と「さがみ」1本が「ホームウェイ」に置き換わる。

また新宿18時台~20時台はこれまで特急毎時4本を均等に15分間隔で運転していたが、うち毎時1本は地下鉄千代田線からの列車(主に大手町始発)だったため新宿発の特急「ホームウェイ」は15分間隔~30分間隔でバラつきがあった。しかし今回のダイヤ改正で平日夕ラッシュ時のパターンダイヤを変更することに伴い、新宿18時台~20時台発の特急「ホームウェイ」を均等20分間隔で運転することとなった。

ただ今回のダイヤ改正では平日・土休日ともに深夜の特急を削減する。新宿22時20分発特急「ホームウェイ89号」藤沢行き、新宿23時20分発特急「ホームウェイ91号」藤沢行き、新宿23時40分発特急「ホームウェイ23号」本厚木行きの3本を廃止する。

これにより新宿22時台の特急「ホームウェイ」は3本から3本に、23時台発の特急「ホームウェイ」は3本から1本にそれ折れ削減し、新宿からの特急「ホームウェイ」の最終が35分繰り上がる。

このほか地下鉄千代田線大手町17時30分発特急「メトロホームウェイ41号」本厚木行きを増発する一方で、大手町22時30分発特急「メトロホームウェイ49号」本厚木行きを廃止する。これにより特急「メトロホームウェイ」の運転時間帯を1時間繰り上げる。

また本厚木方面特急「ホームウェイ」は今回のダイヤ改正より海老名にも停車するようになるほか、特急「メトロホームウェイ」の成城学園前停車も5本中2本から全5本に拡大する。

4. 土休日の特急「はこね」停車駅再編へ

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、土休日を中心に特急「はこね」の停車駅を再編する。

2021年時点では特急「はこね」は基本的に町田停車で、あとは約半数ずつが海老名と本厚木に選択停車となっている。しかし今回のダイヤ改正で新百合ヶ丘・相模大野停車の特急「えのしま」が増発すること、この「えのしま」が新宿~相模大野間で「はこね」と連結することから「はこね」のうち本厚木停車を中心に町田停車から新百合ヶ丘・相模大野停車に振り替えるのである。

さらに海老名停車の「はこね」が伊勢原に、本厚木停車の「はこね」が秦野にも停車する列車を多く設定することで、伊勢原や秦野にも1時間に1本程度の「ほこね」が停車するようになる。

この停車拡大により新宿~小田原間ノンストップの特急「スーパーはこね」は下り4本のみから2本のみに半減する。

5. 土休日の特急「えのしま」増発へ!

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、土休日に江ノ島線特急「えのしま」を増発する。

これは今回のダイヤ改正で土休日昼間に運転している片瀬江ノ島発着の快速急行毎時3本を藤沢始発終着に戻すことになったが、新宿からの片瀬江ノ島発着列車をできる限り設定しるため特急「えのしま」を土休日に増発することとした。

これにより土休日の「えのしま」は1日11往復から14往復に運転を拡大する。

なお平日の「えのしま」は新宿9時40分発特急「えのしま1号」片瀬江ノ島行きを廃止することとなった。

またJR東海御殿場線直通「ふじさん」は、土休日運転の新宿8時40分発特急「ふじさん11号」御殿場行きと御殿場16時46分発特急「ふじさん12号」新宿行きの1往復を廃止する。


6. 結び

今回の2022年3月12日小田急電鉄ダイヤ改正では、運用数の削減により50000形VSEを定期運用から離脱させる。

ただ「モーニングウェイ」や「えのしま」などの増発も図っている。

今後小田急電鉄特急ロマンスカーでどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

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