停車時間拡大で再び減便へ 静岡鉄道静岡清水線ダイヤ改正(2022年12月1日)

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停車時間拡大で再び減便へ 静岡鉄道静岡清水線ダイヤ改正(2022年12月1日)

静岡鉄道は2022年11月10日、プレスリリースにて12月1日にダイヤ改正を行うと公表した( 静岡清水線 運行計画(ダイヤ)の変更について )。今回はこれについて見ていく。

1. 平日朝に減便へ

今回の2022年12月1日静岡鉄道ダイヤ改正では、2021年10月10日静岡鉄道ダイヤ改正以来約1年1か月半ぶりにダイヤ改正を行う。

今回のダイヤ改正で、各駅停車時間の拡大を図るため、終日に渡り所要時間を2分延ばすこととした。これにより平日朝夕の全線所要時間は22分から24分に、平日昼間や土休日終日の全線所要時間は21分から23分に拡大することとした。

この所要時間拡大分運用数を増やさないために平日朝の運転間隔を広げることとした。

前回のダイヤ改正で平日朝は5分間隔に戻したが、今回のダイヤ改正でまた6分間隔に戻すこととした。これにより輸送力が16.7%減少することとなった。

2. 土休日朝も減便へ

今回の2022年12月1日静岡鉄道ダイヤ改正では、土休日朝も減便を図る。

静岡鉄道の土休日ダイヤでは朝6時30分から昼間と同じ8分間隔で運転しているが、今回のダイヤ改正より6時台は15分間隔、新静岡7時00分~8時20分発および新清水7時00分発~8時40分発は10分間隔に減便することとなった。が、そもそも土休日6時台に昼間と同じ8分間隔運転は明らかに空気輸送だし、10分間隔で運転していればそこまでの利便性低下はないことを考えれば土休日朝の減便は妥当だろう。

3. 土休日深夜に増発へ!

今回の2022年12月1日静岡鉄道ダイヤ改正では、深夜時間帯に増発を図る。

これまで新静岡発および新清水発21時30分~23時30分までは20分間隔での運転となっていたが、今回のダイヤ改正より15分間隔での運転に増発する。

これにより平日・土休日ともに深夜に2往復を増発することとなった。


4. 結び

今回の2022年12月1日静岡鉄道ダイヤ改正では、停車時間拡大に伴う所要時間延長に伴い、平日朝に減便を図ることとなった。

今後静岡鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。

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