
2026年4月に西鉄甘木線甘木駅で3両停止目標の新設を確認した。今回はこれから2027年以降の西日本鉄道ダイヤ改正について予測していく。
天神大牟田線ワンマン運転が全線に拡大へ!2027年3月西鉄天神大牟田線ダイヤ改正予測はこちら!
1. 甘木線3両運転開始で平日朝ラッシュ時2往復減便と列車交換設備2か所廃止へ!
今回の2027年以降西日本鉄道ダイヤ改正では、甘木線で2両から3両に増車を図る可能性がある。
2026年4月に西鉄甘木線甘木駅に3両停車目標を新設している。
西鉄甘木線では平日朝ラッシュ時に本郷折り返しの区間運転列車を2往復運転している。これは通勤通学時間帯の混雑対策であるが、平日夕ラッシュ時に毎時4両しか運転していないことを踏まえると平日朝ラッシュ時は毎時6両あれば十分運びきれる。つまり2両編成毎時4本でなくても3両編成毎時2本で運びきれるということだ。
しかも甘木線はかつて200形17m車4両編成で運転していたことから全駅20m車3両編成が発着できるホームの長さがある。
もし3両編成が運転できるようになれば平日朝も本郷折り返しの区間運転列車なしで、昼間や夕方同様終日30分間隔の甘木発着全線運転列車のみとすることができる。これにより金島と学校前の列車交換設備を撤去し棒線化することができ、維持費削減につなげることができる。
なお西日本鉄道では2026年3月14日ダイヤ改正より太宰府線で9000系車両に車側カメラを搭載した車載ホームモニタシステム式都市型ワンマン運転による4両ワンマン運転を開始している。よって甘木線用3両編成もワンマン運転となるだろう。
いやむしろ3両ワンマン運転ができるようになるまでワンマン運転可能な2両編成運転を行い、2両編成毎時2本では運びきれない平日朝だけ区間列車を増発することとしていたのではⅡだろうか。
2. 天神大牟田線普通も2両から3両に増車で平日朝毎時3本から毎時2本に減便か!
今回の2027年以降西日本鉄道ダイヤ改正では、天神大牟田線の宮の陣~大牟田間2両普通電車も3両に増車する可能性が高い。
天神大牟田線大善寺~大牟田間は昼間や平日夕ラッシュ時は普通列車は甘木線直通甘木発着の2両ワンマン普通毎時2本のみだが、柳川車両基地出庫列車を除いても平日朝は2両編成毎時3本で運転している。もし甘木線が2両から3両に増車すれば天神大牟田線大牟田発着普通電車も2両から3両に増車、平日朝の2両運転毎時3本を3両運転毎時2本に増車減便する可能性はある。またこの増車により混雑が理由で平日朝に残っている西鉄柳川~大牟田間の車掌乗務の2両普通1往復もワンマン化する可能性が高そうだ。
これを踏まえると甘木線~西鉄天神大牟田線大牟田発着用普通電車は2両編成11運用から3両編成8運用となり乗務員行路を削減できる。ただし運用数だけ見ても22両から24両に2両増えているし予備車も考えると24両から27両に3両増える見込みだ。
3. 甘木線と天神大牟田線大善寺~大牟田間で昼間の普通列車毎時1本化もあるか!
また2両から3両への増車に伴い甘木線甘木~天神大牟田線大牟田間普通列車が毎時2本から毎時1本に減便してもおかしくはない。
そもそも甘木線甘木~天神大牟田線大牟田間普通列車は昼間も平日夕ラッシュ時も2両編成毎時2本での運転となっている。が当然平日夕ラッシュ時の方が利用が多いはずなので昼夕輸送力比を考えると昼間は毎時3両あれば問題なく運びきれる。しかも他の列車の運転が多い天神大牟田線宮の陣~大善寺間ではほとんど影響がない。
なんなら甘木線に至っては2024年の各駅乗降人員を全駅分足し合わせても6,732人/日しかいない。昼間鉄道車両毎時1両で隣駅間輸送密度4,000人/日・往復まで運べることから、昼間だった毎時2両で運びきれてしまう。JR東日本やJR西日本だったら確実に毎時1本に減便するレベルだ。
しかも北野〜金島間ではどの駅間でも隣駅間輸送密度4,000人/日・往復未満と昼間でも毎時1両で問題なく運びきれるし、金島〜甘木間に至っては隣駅間輸送密度2,000人/日・往復未満とバスでも昼間毎時1本で運びきれてしまうほどである。甘木〜北野間に関しては昼間毎時1本に減便してもなんらおかしくない。それで昼間に乗務員行路1行路削減することもできるし。
そうなると甘木線甘木~天神大牟田線大牟田間普通列車は昼間は2両編成毎時2本から3両編成毎時1本に減便してもおかしくはない。
1つ考えられる昼間に減便しない策は西鉄柳川での特急待避を取りやめること。昼以降2両普通電車が西鉄柳川で特急の待ち合わせを行うにあたり18分~22分も停車している。この西鉄柳川での待ち合わせをなくせば車両運用時間が往復で40分程度削減できるので1運用削減できる。これにより西鉄柳川~大牟田間の特急通過駅から大善寺以北への所要時間が10分程度延びることになる。
なぜこれをしてこなかったかというと、普通電車が2両編成で西鉄柳川で特急の待ち合わせをしないと昼間でも大善寺付近で立ち客が発生しうるためである。このため長い6両で西鉄久留米以南はガラガラの特急列車に乗せるために毎特急停車駅で特急と普通電車の接続を取ることで極力特急列車を使ってもらおうとしていた節がある。
ただもしこの普通電車が毎時2本のまま2両から3両に増車すれば西鉄柳川で特急に接続しなくても大善寺~西鉄柳川間も昼間の普通電車に座らせきれることができる。しかも乗務員行路を削減できるとなれば、甘木線甘木~天神大牟田線大牟田間普通列車の2両から3両への増車に合わせて西鉄柳川での特急待ち合わせを原則廃止するのではないだろうか。
4. 天神大牟田線全線ワンマン運転開始で昼間の西鉄福岡(天神)~大牟田間全線運転普通復活か!
このほか2027年をめどに天神大牟田線西鉄福岡(天神)発着の4両普通電車で車側カメラを搭載した車載ホームモニタシステム式都市型ワンマン運転による4両ワンマン運転を開始する見込みだ。これにより昼間の天神大牟田線普通電車は西鉄福岡(天神)発着含めすべてワンマン運転となる見込みだ。
もし西鉄福岡(天神)発着の4両編成でもワンマン運転できるとなれば久留米~大牟田間の普通電車ワンマン化のために西鉄福岡(天神)発着から甘木線甘木発着に振り替えた大牟田発着普通電車が昼間は再び西鉄福岡(天神)発着に戻すかもしれない。ただこの際平日朝夕ラッシュ時は普通電車が3両編成毎時2本のところ昼間は4両編成毎時2本となる見込みのため席の半分以上が空いている空気輸送となる見込みだし、空席が増えるだけの増車はただの電力の浪費である。
そう考えると天神大牟田線全線ワンマン運転開始により大牟田発着普通電車を西鉄福岡(天神)発着に戻し天神大牟田線全線普通電車が昼間に復活す可能性もなくはないが、引き続き甘木線甘木発着とする可能性も十分ある。
なお平日朝夕は少なくとも西鉄福岡(天神)~西鉄二日市間の普通電車が最低5両、主に6両で引き続き車掌乗務見込みであることから、大牟田発着普通電車が西鉄福岡(天神)まで直通で行くことはまずないだろう。
5. 結び
今回の2027年以降西日本鉄道ダイヤ改正予測では、4両ワンマン運転の天神大牟田線での拡大により、朝夕は西鉄二日市または筑紫で系統分割し太宰府発着列車が花畑方面に直通するようになる可能性が高いほか、昼間は西鉄福岡(天神)発着普通が大善寺までの乗り入れを継続するもそもそも4両運転のため天神大牟田線全線の普通電車でワンマン運転を開始する見込みだ。
今後西日本鉄道でどのようなダイヤ改正を行うのか、見守ってゆきたい。
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