快速海老津全停車化と門司港発着増発も下関発着減便へ! JR九州鹿児島本線・山陽本線・福北ゆたか線ダイヤ改正(2025年3月15日)

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快速海老津全停車化と門司港発着増発も下関発着減便へ! JR九州鹿児島本線・山陽本線・福北ゆたか線ダイヤ改正(2025年3月15日)

JR九州は2024年12月13日、プレスリリースにて2025年3月15日にダイヤ改正を行うと公表した。今回はこのうち北九州市内の鹿児島本線・山陽本線について見ていく。

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1. 鹿児島本線快速海老津全停車へ!

今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、鹿児島本線快速が海老津全停車となる。

海老津は8時台~10時台の快速各毎時1本と16時台の博多方面快速1本が通過していたが、今回のダイヤ改正より海老津駅は快速全停車となる。

海老津駅は2003年7月7日から一部の快速列車が停車していたが、約21年8か月の歳月を経て全停車にこぎつけた。




2. 鹿児島本線で増発へ!

また今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、福岡県内の鹿児島本線で増発を図る。

今回のダイヤ改正で小倉6時45分発区間快速博多行き(福間まで快速運転)を増発する。

このほか小倉8時37分発普通二日市行きを福間→博多間快速運転の区間快速に格上げ、通過駅救済として福間9時39分発普通南福岡行きを増発する。

このほか長崎本線では鳥栖7時00分発普通佐賀行きを2両編成で増発する。これにより38分間隔が開いていたところ20分間隔となり毎時2本から毎時3本に増発する。




3. 福北ゆたか線で増車と延長へ!

また今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、福北ゆたか線でも増車と延長を図る。

博多22時10分発普通新飯塚行きを直方行きに延長する。この運転区間延長で利用増加が見込めるため2両から4両に増車する。

また博多18時33分発九郎原通過の普通直方行きを3両から4両に増車する。

このほか折尾8時31分発福北ゆたか線経由快速博多行きを土休日に限り2両から3両に増車する。




4. 門司港発着を昼間毎時3本に増発で鹿児島本線昼間門司港発着化!

また今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、鹿児島本線門司港発着電車を増発する。

今回のダイヤ改正で鹿児島本線門司港~小倉間で門司港方面2本、小倉方面4本増発し門司港発着電車を昼間毎時2本から毎時3本に増発する。これにより最大40分間隔開いていたところが25分程度にまで短縮する。2018年3月17日JR九州鹿児島本線ダイヤ改正までは昼間毎時3本運転だったことを踏まえると7年前に戻ったと言えそうだ。

ただ鹿児島本線小森江~門司間の隣駅間輸送密度は12,000人/日・往復程度のため、昼間毎時3両あれば問題なく運べる。6両編成毎時1本増発してもただ空気輸送が増えるだけだと思うが。

5. 下関発着を2往復減便へ!

また今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、関門トンネルをまたぐ山陽本線下関~小倉間で2往復減便する。

今回減便するのは10時台と11時台の各1往復となっている。このうち11時台は先述した鹿児島本線門司港~小倉間の増発と時間帯が被っていることから門司~小倉間で救済している。

ただ昼間毎時3本走るようになる鹿児島本線小森江~門司間の隣駅間輸送密度は12,000人/日・往復程度の一方、毎時2本しか運転のない2023年度のJR九州山陽本線下関~門司間の輸送密度は16,271人/日・往復となっている。そもそも門司港発着電車は昼間毎時3両あれば足りるので昼間40分間隔があいてしまってもそこまで地域輸送性に影響はないし、利用が少ないのに増発するとはいかがなものか。


6. 結び

今回の2025年3月15日JR九州ダイヤ改正では、鹿児島本線で快速の海老津全停車を行ったほか増発を図り福北ゆたか線で増車や延長を行った一方で、下関発着山陽本線で減便することとなった。。

今後JR九州でどのようなダイヤ改正を実施するのか、見守ってゆきたい。

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関連情報:2025年春ダイヤ改正について – JR九州

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