速達列車準急・急行・妖怪運転へ! 北陸鉄道石川線ほくてつ電車まつり2023に伴う臨時列車運転(2023年10月22日)

 896回閲覧

速達列車準急・急行・妖怪運転へ 北陸鉄道石川線ほくてつ電車まつり2023に伴う臨時列車運転(2023年10月22日)

ほくてつ電車まつり2023に合わせて北陸鉄道石川線で準急・急行・妖怪を運転します。

北陸鉄道は2023年10月12日、プレスリリースにて10月22日に臨時列車を運転すると公表した。今回はこれについて見ていく。

1. ほくてつ電車まつり2023に合わせ増発へ!

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転では、ほくてつ電車まつり2023に合わせ石川線で臨時列車を増発する。

石川線は本来昼間1時間間隔で各駅停車しかない、野町~鶴来間を29分で結ぶ路線であるが、ほくてつ電車まつり2023開催時には毎時1本では運びきれないため臨時列車を運転することとなった。なお当日は混雑のためサイクルトレインは終日中止、、自転車の車内持ち込みはできない。

それでは2023年10月22日に北陸鉄道でどのような電車を運転するのか見ていこう。

2. 石川線で準急運転へ!

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転では、ほくてつ電車まつり2023に合わせ石川線で準急を運転する。

準急は途中5駅を通過する。運転するのは野町11時20分発準急鶴来行きと鶴来13時40分発準急野町行きの1往復で、所要時間は26分~30分と各駅停車とさほど変わらない。

料金不要で運賃のみで利用できる。

3. 石川線で急行運転へ!

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転では、ほくてつ電車まつり2023に合わせ石川線で急行を運転する。

急行は途中2~4駅停車で、列車によって停車駅が異なる。全停車駅は野町を出ると新西金沢、額住宅前、鶴来となる。

運転するのは野町11時23分急行鶴来行きおよび野町13時22分発急行鶴来行き、鶴来10時51分発急行野町行きおよび鶴来12時49分発急行野町行きの2往復となっている。

急行の所要時間は最速21分と各駅停車よりも8分速い。臨時列車は所要時間が伸びる傾向にあり、北陸鉄道石川線は単線ゆえ列車交換も必要なため制約が多いが、その中でもかなり所要時間を絞っているということは努力のたまものだろう。

乗車には事前予約が必要なほか、運賃のほか座席指定券200円が必要となる。

4. 石川線で妖怪運転へ!

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転では、ほくてつ電車まつり2023に合わせ石川線で妖怪を運転する。

列車種別妖怪とはなんぞやと思うかもしれないが、時刻表に記載があることから実際に運転する列車であることに間違いないようだ。

列車種別妖怪は野町と鶴来をノンストップで結ぶ。

野町10時30分発妖怪鶴来行きで、鶴来11時17分着と47分もかかる。各駅停車より18分遅い。

乗車には運賃のほか座席指定券200円が必要となる。

5. なぜ準急・急行・妖怪と速達列車を運行するのか

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転ではほくてつ電車まつり2023に合わせ臨時列車を増発することとしたが、各駅停車の増発ではなく通過駅を設けることによって認知度を上げようとしているのだろう。

また、通過駅を設けることで所要時間が短縮できることから運用数の増加を抑えることに成功しており、所定2運用のところ1運用増加の3運用で収める見込みだ。

もっとも急行と妖怪は座席指定券200円が必要なので増収目的もあるだろう。ただ、この際に北陸鉄道の認知度を上げておかないと2024年までに結論を出す見込みの北陸鉄道存続会議で廃止濃厚になりかねない。このため北陸鉄道の存続には認知度を上げることが必要不可欠で、そのための手段として準急・急行・妖怪などの各種列車を設定することつぃたのではないだろうか


6. 結び

今回の2023年10月22日北陸鉄道臨時列車運転では、準急、急行、妖怪など多彩な列車を運転することとなった。

今後路線存続もあやぶまれる北陸鉄道で、どのようなダイヤ改正を実施していくのか、見守ってゆきたい。

関連情報:石川線臨時列車の運行について(10/22)

コメント

コメントを投稿される方はこちらの注意事項をお読みください。コメント投稿時点でこの注意事項に同意したものとみなします。

トップページに戻る

タイトルとURLをコピーしました